26回目 2019/4/10
春は心身の体調を崩しやすいので苦手です。
描写の悩みはつきない。
私が書くとき、無意識的に書きたい部分をピックアップして書いた後、推敲の段階で余分なところを消していく、という書き方で進めていく。
この時、割と自分の感覚的に栄えると思った部分を入れてしまい、文字数がかさむ。
演出の意味もあるが、くどくなることが多いので見直せば余分な贅肉だったなんてことはザラだ。
戦闘描写は特に多い気がする。
わかってはいるが、あんまり削る気もないので、そういう意味でもなろう向けの書き方ではないだろう。
そもそも、コメディタッチのシーンや作品でなければ、私はほとんど擬音を使わない。
軽く見える、ということはメリットにもデメリットにもなり得るが、私の作品の場合あまりいい効果が出ることは少ない。
せいぜいが主人公や登場人物がふざけて思う・話す程度だろうか。
まあ、私が擬音やオノマトペを使い切れていないだけだろう。
真剣な勝負でも、使いようによっては緊迫感が出るのかもしれない。
だが、私は先入観にとらわれやすいため、『ダメ』と最初に認識すればそれ以降『ダメ』と不文律として確定させてしまう。
そう思えば、私は融通が利かない人間だ。
心の調節が下手なのも、それが起因するのかもしれない。
臨機応変や柔軟な対応に憧れる反面、杓子定規な反応しかできない。
知識のアップデートならある程度許容できる(と思っている)のだが、いかんせん、それも性格の問題か?
柔らかい、簡単で、読みやすい表現を自然に出来るようになりたい。
筆の使い分けみたいな感じで。
ノートをシャーペンで書いてきたから、今後はずっとシャーペンとかいう状態で新しいことに対応できる気がしない。
そういえば、文章をポメラで書いてから結構な時間がたつが、それ以外のツールを今使えと言われてできるだろうか?
出来ない気がする。文章を書くだけなら、ポメラさんは偉大だ。手書きとか今さら無理。
そろそろ自分が何の話をしているのかわからなくなってきた。
表現、描写、構成、演出、いろいろと一気に考えてまとめて実行できる頭があればいいのに。
一つ一つ、個別に対応しなければならない頭しかないから、ずっと止まってしまうのだろう。
マルチタスクがほしい……あぁ、だから連載作品にそういう主人公を出したのか。
作者の頭を超えるインテリキャラはこれだから扱いに困る。
割と思考回路は一般よりではあるが、持っている知識が違うだけで引き出し方や発想が異なるし、言い回しにも結構気を使う。
必要以上に不必要なことも考えてしまう自分が、実に非効率で面倒くさいと思う。
あと、春眠暁を覚えずとも聞くように、何かにつけて眠くなるのも好きじゃないでZzz……。




