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259回目 2019/11/29

 悪ふざけをしていく内に、痛感することもあります。


●ボーリング

 世界的に有名なブランド(ボー)社が発売している指輪(リング)を指す言葉。


 アクセサリーが主要商品であり、ボーリングは社名をつけた看板商品でもある。


 形は比較的シンプルな物が多く、どこかしらに(ボー)社のものと証明するため『B』の文字がこっそり刻まれている。


 中にはダイヤモンドやルビーなどの宝石をあしらった商品だと、宝石の内部に『B』のイニシャルを彫り込むこともある。


 (ボー)社は他にもボックレス(ネックレス)やボヤリング(イヤリング)、ボアス(ピアス)など異常なまでに『ボ』の発音にこだわっている。


 それには少し特殊な事情があり、(ボー)社の創始者であるピエール・ノルヴァ氏が受けた雑誌のインタビューで理由の一端を語っている。


 かいつまんで説明すると、元々就職していたクリーニング店を解雇されたピエール氏が、路上で出会った露天商と仲良くなったのが起業のきっかけだったという。


 ピエール氏が言うには『彼と過ごした時間は決して長くはなかったが、それでもお互いを親友と呼べるほどの親交はあったと信じている』らしい。


 ただ(くだん)の露天商は名前も素性も知らないまま失踪しており、身長が180cm前後の小汚い日本人男性だったとしかピエール氏も思い出せないそうだ。


 そこで、今はどこにいるとも知れない露天商にアピールするため、会社名を日本語の(なにがし)から取り、ピエール氏でも発音しやすい(ボー)社としたのだとか。


 いい話かどうかは本人たちにしかわからなさそうだが、ピエール氏本人からしたら恩人との再会を望んでいるため、いい話の途中と言うことにしておこう。


 なお、この解説はとんでもないでたらめであり、実在する企業名・人名・商品名・事件などとは何もかも関係がないためあしからず。


 やっぱり『知識不足』がイヤになりますね。


 物語でもそうですが、何かを語るのに必要な知識が足りなさすぎて無力感がわいてきます。


 まあ、海とか宇宙とか見ながら『自分ってちっぽけだなぁ』とたそがれているようなものかもしれませんけど。


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