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252回目 2019/11/22

 今回はほとんど日記ですね。


 人の弱音とか愚痴とか泣き言って、聞いている側からすればただただうっとうしいだけだろう。


 でも、吐き出す側からすれば少しずつでも心の負担が軽くなっていくものだ。


 人を傷つける言葉を暗喩(あんゆ)的に『毒』と言ったりするが、それと同じく『自分の毒を抜くため』に、人は不安や不満を吐き出すのだと思う。


 なので、あえて言ってしまうが、ここをのぞいている物好きな読者様にとっては『うっとうしい』と思われる言葉でも、私はこれからもここに書いていくつもりだ。


 何故なら、弱音も愚痴も泣き言も吐き出せるような友人や身内がいないからね! 見栄っ張りの精神ぼっちだからね!! 画面の向こうに壁打ちラリーが関の山だよ!!


 ……などと、口調やテンションを乱しつつ。


 他の方からすれば『親しいからこそ話せる』ことも、私にとっては『親しいからこそ話せない』ことと変換される。


 たとえ問題の先送りとわかっていても、面倒や迷惑や負担を相手にかけたくないと思ってしまい、口が重くなってしまうのだ。


 こういうところが『ため込み気質』と言われる由縁(ゆえん)なのかもしれないが、もはや筋金入りなのでなにを言われようと直らない性格とあきらめている。


 メリットがあるとすれば……作風が『葛藤』や『自問自答』に傾きやすいことだろうか? テーマが何であれ、書きたい物が定まっているのは強みだ――そう思っておこう。


 逆に言えば、『享楽的』な物語にできない、ということでもある。何というか、『なろう系』の特徴と揶揄(やゆ)されるような『都合がよすぎる展開』にはできないのだ。


 そういう、ある意味で『欲望に忠実な物語』を書けないので、他の作者様の感性を少しうらやましく思う部分がある。『自分の好き』を素直に表現できる力も、一つの個性であるからだ。


 私はどうしても、『好き』だけで物語を構築できない――できていない気がしている。『好き』な要素をぶち込むだけなら、伏線や展開の構成をこねくり回して考えないだろうし。


 なので、『アドリブ展開』も苦手なのだろう。というか、『スピード執筆・スピード投稿』が難しい時点で『即応性』は低いと見ていい。いわゆるSSスレみたいな書き方は、絶望的に向いていなさそうだ。


 あと、季節的なもので言えば『手足が冷える』と執筆は遅くなる。集中力がとぎれるし、純粋に手が冷えればキーボードをさわる速度が落ちるためだ。


 冬場の夜型生活だと特に厳しい。日が昇る頃には、手足が冷える冷える。暖房などを使うと金が……とか考えてしまうのがいけないのだろうか? 快適さよりも固定費削減を気にしてしまう。


 一つのことにも集中できない自分を情けなく思いつつ、自分のできる範囲で執筆をしていきたい。【普通】の続きも推敲も、ぜんぜん進まないけど……。


 ほとんどの方は『楽しいから』創作をされるのでしょうが、私はそれ以上に『自分と向き合いたいから』創作しているのかもしれません。


 ときおり、『自分と向き合う』のがしんどくなることもありますが、自己表現やセルフコントロールの一種として、やらずにはいられない気持ちになります。


 だからどうも、小説では気取った内容にしたがるのかもしれませんね。本当、悪い癖です。


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― 新着の感想 ―
[一言] 寒いと執筆が滞りがちですよね。特に部屋が寒いと、手を袖から出すのも億劫になってしまってキーボードを使って打つなどしにくくなります。 ちなみに体の表面積が大きいと熱が逃げやすいらしいので冬に縮…
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