文楽（ぶんがく） ～個人的に作文を楽しむためだけの何か～

2回目 2019/3/17

　投稿時間が不安定だっていいじゃないか。

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　初めの御坊(ごぼう)はまったりとしてほのかな苦みと酸味で舌を滑っていく。

　かすれた三々五々、目を楽しむるはサイズ感がおかしい女豹。

　朦朧(もうろう)とした意識の中で、まず飛び込んでくるのは米櫃(こめびつ)の聖なる黄ばみ。

　最優モーステルノスの下段ヒットは面寸(めんすん)取りこぼしでマックガーデン。

　モヨモヨとしたマスキングテープは冷やっとしながら鼻を抜ける甘みが上品で愛おしい。

　山上(さんじょう)相哀(あいあわ)れむメコンに定めたるは極上のヨーグステストルン。

　散弾銃を振り回し、ユーフラテスの弾丸はこそぎ落とす石垣の音。

　むくつけき裸足(はだし)の煮麺(にゅうめん)が賽(さい)の河原で流されすする。

　相似(そうじ)関係の兄弟姉妹はヒラと舞うスカートに夢と希望と殺戮(さつりく)を込める。

　寝台列車を仮宿(かりやど)に、巡る世界は天地薄れる三千世界。

　催(もよお)した帰りは全力疾走で転んで粗相(そそう)。

　サマー猛々しい否認は侃々諤々(かんかんがくがく)のメロンジュースを堪能する。

　目利きで耳を澄ませ、味わう薫香(くんこう)はさわさわといじらしい。

「踊っていただけますか？」

　差し出された手を全力で払いのける。

　雄大な山脈を臨(のぞ)み、未知なる黒雲を哀れに思いながら午後のティータイム。

　せめぎ合う私利(しり)思考はメートル単位でガロンを積む。

　託児所に住まうみすぼらしい遊女は、お手玉片手に童歌(わらべうた)をさえずる。

　海砂利水魚はくりぃむしちゅう。

　車内販売にかまけてタバコの灰を手すりに落とした。

　再生狂おしき末代までの恥。

　散歩がてらにノミをついばみ、千本コオロギハイマットカテゴライズ。

　妻子ありしは強欲のツタだらけ。

　目処(めど)がニーしてサンドがロッキングチェアー。

　漸(ようよ)う灼(あらた)かに側仕えをクリーンヒット。

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　日付が変わってないんだもの。