表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
179/1238

179回目 2019/9/10

 またまたどうでもいい話になるのですが、ここで愚痴(グチ)ってため息を減らしますね。


 おそらく私だけではなく、いろんな人がきっとそうだとは思うが、それでもどうにかして改善したいことがある。


 一度に一つのことしかできない、要領の悪さだ。要するに、『マルチタスク』がうらやましい。


 元々、脳の使い方的に男性よりも女性の方が優位な特性とは、以前からメディアなどでもいわれていたことではある。もっともわかりやすい例が、家事における男女差だろう。


 男性だと料理をすれば料理だけ、掃除をすれば掃除だけに意識が向きがちだが、女性は二つや三つほど違うことを考えながら行動することに慣れている。(もちろん、個人差はあるが)


 そうした傾向に漏れず、私は執筆以外のあらゆる面で集中力が一つにしか注げない。というより、違う二つ以上のところへ意識が向くと、完全に集中力が分散されてしまう。


 あくまで私のイメージだが、上記の女性脳における行動へ割く意識のイメージが『最優先の行動:それ以外の行動=8:2』くらいの割合で行われているのだと思う。他のことは頭の片隅において、行動リストをストックできる状態にしておく、みたいな感じだ。


 しかし私の場合、目の前で複数のやるべきことができた場合、集中力はほぼ確実に『最優先の行動:それ以外の行動=5:5』となる。私がもてる意識が、完全に等分されてしまうのだ。


 当然、そうなってしまえばすべての事柄に対して中途半端にしか集中できず、どれも及第点以下の結果しか出せなくなってしまう。


 加えて、私は仕事に関して優先順位をつけたりするのが苦手で、いつも『目に付いた仕事』から始めてしまうので効率がとても悪い。典型的な仕事ができない奴の特徴だと、自覚があるのに直せない。


 とまあ、私は集中力が散漫になりやすいタチらしく、生活の中でいろんな不便を感じてしまう。時間は有限なのだから、いろんなことが並列でできて理解できたら、と思うことは少なくない。


 特にやきもきするのが、『人と話ながら別のことができない』ことだ。女性中心の職場だと、同僚とおしゃべりしながら仕事をした方が効率がよくなる、なんて実験データもあるらしいが、私からしたら信じられないことだ。


 人と話すなら話す、仕事をするなら仕事をすると、その行動に腰を据えないと何もできなくなってしまう。しゃべりながら仕事、というたった二つの行動でさえ、私の許容量を超えてしまうのだ。


 こうした要領の悪さを日々自覚する(たび)、小さなストレスとなってたまっていきさらに作業効率が下がる、なんて悪循環に陥ることも珍しくない。


 なので、私は執筆時とかに音楽を聴くことが多い。気晴らしのためというより、いわゆる作業BGM目的で周りの雑音を可能な限り排除するためだ。


 それですべてではないが、やるべきこと以外の刺激から自分を遠ざけることができる。私の経験上、聴覚刺激で意識を分散させがちな気がするので、それをつぶすための対処だろうか。


 ただ、私は基本的に諸経費をケチるためイヤホンの遮音性はさほど高くなく、だいたい漏れ聞こえるテレビの声とかでも集中力は極端に下がってしまうのだが。


 とにかく、集中力が高く長く続くようになりたい。これができれば、日々の生きにくさも多少は改善されると思うのだけれど。


 聞いているのはたいていテンションがあがりやすいアニソンとかなのですが、人によっては『歌詞がある曲だと思考の邪魔になる』と思うかもしれません。


 私の場合は、『自分の考え以外の声・言葉』を排除するために『曲の歌詞』をぶつけて相殺しているイメージなので、むしろクラシックみたいな『歌詞のない曲』だと集中力が分散しやすいですね。


 同じような悩みがあっても、自分にあった対処法は人によりけりなので試行錯誤が必要そうですね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ