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162回目 2019/8/24

 ネタがないのでニュースの又聞(またぎ)きを書いていきます。


 昨日はほとんど、日本がかの国と結んでいた軍事情報保護協定(GSOMIA)破棄についてのニュースがメインだったように思える。


 基本的に自分で一次情報ソースを取得したわけではないため、すべてニュースなどの間接的な手段でしか情報収集していない私だが、『別に日本の影響はそんなに……』という意見が多い。


 というのも、GSOMIAは情報の『共有』というより『保護』が主目的であり、日韓双方の国と軍事同盟を結ぶアメリカとの情報共有における『時間的誤差(ラグ)』を縮め、日米韓で持ち寄った情報を『外部に漏らさない』という秘密保持を約束したもの、らしい。(一応、私の認識ではそう)


 日本の自衛隊における影響は、現場における北朝鮮関連の情報における取り扱いが煩雑(はんざつ)になることはあるものの、そこまで大きな影響はないという見方が強いそうだ。


 まあ、GSOMIAが有効になって三年程度らしいので、致命的な問題にはならないのだろう。……この協定を結ばせるため尽力したアメリカは、めちゃくちゃ激怒しているようだが。


 確か、日韓の間では軍事同盟を結んでいないため、北東アジア(日本・朝鮮半島・中国あたり?)での防衛におけるアメリカの負担が大きい、ということで『ちょっとは連携しろや』という不満から結ばせた、と聞いている。(あくまで、私の理解)


 さらにGSOMIAの話がでた最初も韓国側の国民感情に配慮して~、とかいう理由で当時の大統領(名前は忘れた)が署名を拒否っていた事実もあるようだ。2012年くらいのことで、その後締結されたのは2016年のこと。


 そして今回破棄した理由の中にも、『国民感情に配慮して~』みたいに述べていた。外交は百歩譲っても、安全保障の問題にも内政事情を持ち込み優先させる国とか、国際社会で生きていく気があるのかと思わないでもない。


 日本という『国』(これまでのメディアはずっと韓国擁護の偏向報道が多いため、私を含む情報弱者が多い『日本人』は別)にとっては、今更な話ではあるのだが。


 慰安婦問題は『朝日新聞』が作り出したねつ造記事であり、国内では大誤報として謝罪しながら英語版では誤報にも訂正にも触れず、それが事実のように報じたままなのが原因でもあるし。


 いわゆる徴用工(実際は応募工)も、1965年に結ばれた日韓基本条約(だったと思う)で『完全に解決した』と約束したにも関わらず、『国の賠償と国民の賠償は別』なんて完全ないちゃもんで裁判を起こしたし。


 そのほか、竹島を代表とした歴史問題もメディアは韓国側のねつ造した(としか思えない)歴史を喧伝(けんでん)するだけで、実際に起きていたであろう日本側の主張する歴史は認知されていないし。


 あと、天皇(現・上皇)陛下への謝罪要求とか侮辱発言とかもろもろ、政治に無頓着だった当時はまだしも今はなんか滅茶苦茶ムカついている。日本の皇族は憲法で定められた『国の象徴』である以上に、生きた『日本人のアイデンティティー』そのものでもある。日本人はもっと切れていい、と個人的に思うようになった。


 何はともあれ、これまでアメリカの仲裁もあって、日本は何度も韓国側の国際法違反を我慢してきた立場でもある。何度も言っているかもしれないが、一度竹島の日本人漁師を韓国軍が襲撃した事件あたりから調べてみるといい。調べれば調べるほど、韓国という国を嫌いになれることを保証しよう。


 と、少々書いている内にいらだちが勝ってきたので話は長くなったが、私が残したかったのは韓国関連ではなく『トランプ大統領のグリーンランド買い取り発言』だ。


 あれ、突拍子もなく発表されただけでは『さすがに横暴じゃね?』と思ったのだが、グリーンランドを取り巻く環境を知っていると理解はできる話だった。


 何でも、グリーンランドは六万人程度がすんでいるデンマーク領にあたる(トランプ大統領の発言に苦言を呈したのもデンマークの首相だったか?)そうだが、グリーンランドは『国』として独立したがっているそうな。


 しかし、土地の大きさの割に人が住める場所が少なく、経済活動も独立国家としての運営は難しい、という事情もあってデンマークのお世話になっているようだ。


 で、トランプ大統領が言っていた『アメリカにとって戦略的に興味深い土地』というのは、米ソ冷戦の時期から引っ張る話らしい。グリーンランドは北大西洋にあり、ヨーロッパやロシアとの距離も近い。


 なので、アメリカとロシアが軍事的衝突が発生した場合を想定すると、グリーンランドはアメリカにとって橋頭堡(きょうとうほ)(要するに軍事拠点)としてとても便利な場所にあるのだそうだ。


 この考えはトランプ大統領だけではなく、歴代大統領の中でもグリーンランドの有用性を見いだし、『買いたい』と発言したこともあるようだ。(余談だが、似たような経緯(けいい)でアメリカはアラスカ州を購入したらしい。本当か?)


 さてアメリカ側の事情はそうだが、ここで関わってくるのが中国(中共・支那(しな)などの呼び方もネットではよく見かける)だ。


 どうやら中国も、南シナ界周辺の実行支配に近いやり方でグリーンランドをねらっている(現在進行形?)らしい。何でも、グリーンランドの空港に補助金を出したり、今は使われていない廃棄された軍事基地を購入しようとしたとか。


 理由はアメリカと似たようなもので、グリーンランドを押さえれば中国からすると本土とグリーンランドに軍事基地をおければ挟み撃ちにできる、という思惑があるとかないとか。経済規模世界二位であり、このごろアメリカと苛烈な貿易戦争中でもあり、資本主義国家と社会主義国家的な対立の延長にあるっぽい。


 ちなみに、グリーンランド軍事基地の方はデンマークが中国を警戒して商談にストップをかけたらしい。が、戦略的に重要な土地であることは変わらず、トランプ大統領が言及したことで注目度があがったようだ。


 そうした地理的関係を考えてみると、『グリーンランド』は中国からの日本・太平洋進出を防ぐ盾の役割を期待されている『韓国』に近い立ち位置ともいえそうだ。


 世界で起きている問題は多くあるが、情報を集めてみれば意外と根っこの部分が似ていたり、別の国にある問題に置き換えられたりと、共通点があってとても面白い。


 こういうのを小説に生かせたら、と思いながら今日もせっせとネットを開く私……小説書けよ。


 本当、情報収集って楽しいですよね! もう、本文書くよりも楽しいですよ! ええ、本末転倒ですね!!


 しかし、似たような沼にハマった人も結構いるみたいですよ。三国志とか戦国時代とかの歴史物とかは特に、資料集めと情報収集をしている内に満足してしまって小説が書けない、なんてあるあるだと聞いたことがあります。


 ……よし、続き書こう!


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