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156回目 2019/8/18

 びっくりするほど頭の中が真っ白で書いています。


 七月くらいからずっと、うだるような暑さが続いていたが、最近はようやく気温になれてきたように思う。数字で言えばさほど変わらないかもしれないが、体感温度は下がった気はしている。


『暑さ寒さも彼岸まで』、とはよく言ったもので、寝苦しい熱帯夜から少しはマシになり過ごしやすくなったのはありがたいことだ。


 2019年における台風十号が八月十四~十六日くらいに日本列島へ接近し、通過してからは暑苦しさが明らかに減ったように思える。湿度が下がったか? 体感でしかないのでわからんが。


 日本の暑さにおいて、不快度を跳ね上げている要素が湿度である。砂漠などに代表される乾燥帯はからっとした暑さであるのに対して、じめっとした肌にまとわりつく暑さが特徴である。


 私は経験したことはないが、熱帯地域の暑さと似ているのではないだろうか? さすがに赤道直下が多い熱帯と比べればマシだろうが、汗が吹き出て息苦しくなるような暑さは共通していることだろう。


 メディアでは地球温暖化やら寒冷化やらの影響で、年々気温の変化が激しく四季の春と秋が短くなっている日本で、今後も様々な要因で気温の乱高下や台風・ゲリラ豪雨などの異常気象が増えていくと思うと気が滅入(めい)る。


 私は幼少期から肥満体型であったため、夏の暑さは特に苦手だった。成人までに減量もできず、今もまだ肥満体型を維持しているため夏は嫌いだ。


 まあ、冬も冬で手足から冷えてきて指が動かず、足先の冷えで集中力を奪われるため、どちらにせよ苦手は苦手なのだが。脂肪がある分、夏の方がよりつらく感じるのは道理だろう。


 そういえば、季節の挨拶とかほとんど知らないな、と思い浮かぶ。あまり手紙などを書く習慣がなく、メールなどでも格式張った表現を使うことがなかったので、とんと疎いままだ。


 一応は文章を書いて生活できれば、と考えている身として最低限の礼儀で覚えた方がいいのだろうか? 年齢だけがかさみ、中身だけが子どものままおいていかれている気がして、どうも落ち着かない気分になる。


 法律的には大人と子どもの境目は年齢で決めるが、実際に精神的な成長を果たせるのは環境要因が強いと思う。


 いわゆる、『立場が人を作る』という奴だ。


 何事も経験は自信につながる。学生時代の集団行動でも、率先してリーダーやまとめ役を行ってきた子どもは自立心や問題解決能力、集団をまとめる統率力や人間関係の軋轢(あつれき)を修正する折衝(せっしょう)能力が高まる傾向が強い……ような気がする。


 その点で私は、みずから前に出て物事に取り組む方ではなく、一人でこそこそと作業を進めることが好きだった。


 というか、気が楽だった。特段、自分にコミュニケーションの問題があったようには思えないが、他者との関係においてどこか一線を引きたがる本音はいつも持っていた。


 相手に深くは踏み込まない代わり、相手もこちらには踏み込んで欲しくない。人間関係はあまり広くないくせに、つきあいはなるべく浅い関係を望む私は、たぶん対人関係に無視できない欠点を背負っているのだろう。


 それは今でも変わっていない。人間関係の煩雑(はんざつ)さは、見ている分には面白くとも自分が中に入ろうとは思わない。ただ気苦労が増えていくだけだ。


 私は基本的に、グループの中にいると調停役に自然となってしまう。不和を感知し、爆発する前になだめて落ち着かせ、爆弾の導火線にともった火を消していくような感じだろうか?


 争いや喧嘩が苦手なので、イヤでもそういう方向へ行ってしまうのだろう。なので、友人と楽しい時間を過ごしていたとしても、家に帰れば疲れがどっと押し寄せてくる。


 それがまた落差があってきついのだ。数少ない友人には申し訳ないが、私は根っからのぼっち気質なのだと思う。


 ……ん? なんでこんな話になったのだろうか?


 気温の話から自虐(じぎゃく)に移った流れは、自分でもよくわかりません。


 しかしまあ、連想を続けていけばこんな感じで寄り道わき道ぐんぐん進んでいくんでしょう。


 小説ではそれを出さないよう、極力気をつけていきます。


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