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150回目 2019/8/12

 思いつき、というか思いこみ? ちょっと判断がつきづらいかもです。


 私が今、何とか続きを書いている【普通】についてなのだが、ちょっと今後の展開について不安要素を思い始めている。


 ネタバレでない大まかな流れとしては、基本的に主人公が諸国漫遊(?)する感じで作品世界を回っていくことにはなるのだが、少々政治や戦争や宗教についても触れる予定がある。


 拙作の【普通】を読んでくれた方ならわかるだろうが、この作品は『いろんなものに批判的な主人公の目線』で進んでいくため、方々(ほうぼう)を叩いて回るスタイルになっている。


 これ、もしかすると知らない内にいろんな方面に喧嘩を売ることにならないか? と今さらながら心配になってきたのだ。


 作者自身には政治や戦争や宗教について、そこまで深い造詣(ぞうけい)があるわけではない。ただ、その分野における一つの側面に注目し、これはおかしいだろ、と文句(いちゃもん)を付けることしかできない。


 私としてはエンタメやフィクションの領域を守りつつ表現していくつもりだし、実際に存在する国や事例を挙げることは極力避け、挙げるとしても古い歴史などで持ってこようとは思っている。


 それでも、何がきっかけになって叩かれるかわからないのが、今の世の中だと思うと不安が強くなってしまう。


 特に、日本海を隔て日本を理不尽に攻撃してくるかの国を例に取ると、話も理屈も通じない人間は必ずいるのだと思わされる。


 そうでなくとも、愛知で話題になった何たらかんたらという、ヘイトスピーチばりばりの内容を公的資金で開いた芸術展を中止し、やれ『検閲』だ、やれ『表現の自由を侵害している』だというニュースもあった。


 大量生産の反日像はもとより、昭和天皇の御真影(ごしんえい)を焼いて踏みつけるヘイトパフォーマンス映像を『表現の自由』と言い切る主催側や知事は論外としても、だ。


 どうも日本(および日本人)は『ヘイト的な声を挙げてはいけない』という風潮があり、それこそが『表現の不自由』に思えてならない。


 まあ、他者を無闇に攻撃してはいけない、というか攻撃することは『恥』、と考えるある種の美徳? もあるのだろうが、(かの国を集中的に)国際的にも非難されやすい印象は拭えない。


 確か『なろう』の作品でも中国への批判を含むツイート? か何かが原因でアニメ化中止・出版停止になったという事件もあった。


 私は事件の詳細を知らないので、作者の発言がどれほどのレベル(本当にアウト? 許容範囲?)かは把握していないが、それでも作者の思想と作品そのものは区別し、『表現の自由』を尊重すべきでは? と今でも思ってしまう。


 日本のメディアの上層部を外国(在日反日国家の市民)に乗っ取られたから、という言説をネットで見かけた。


 それ以降、実際のテレビ・新聞報道を見かけても『本当の中立派リベラル』なんてもはや存在しないんだろうな、と諦めてしまった。


 メディアの表舞台に出られるのは、だいたいが左翼(パヨク)などと揶揄(やゆ)される人々ばかりで、異常性を理解した後は気持ち悪さが強いくらいだ。


 こうした私の感情は偏見や独善もあり得るので無視してもいいとしても、『表現の自由』における漠然とした『不自由さ』や『理不尽さ』は折に触れて感じるようになった。


 とかく、過激な内容を取り扱おうとしていると、感じる不安も大きくなる。


 一応、プロットの内容変更をする気は毛頭ないので、私がすべきことはどんな批判が向けられても動じない『精神力を身につける』ことかもしれない。


 そうでなくとも、次の更新で『シンデレラ』に喧嘩を売る予定なのだから……。


 いや、ポジティブに考えましょう。その前の『桃太郎・改』ではそんなにひどい反応はなかったので、今度もきっと大丈夫なはずです。


 そう、多少は中世ヨーロッパに喧嘩を売る感じにはなるかもしれませんが、きっと大丈夫――今から自分に言い聞かせましょう。


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