143回目 2019/8/5
ちょっとした気づき、といっていいのでしょうか?
とにかく、そんなことをつらつらと。
この日、私はNHKへの意見に続いて、『アイヌ』について意見を募集していたパブリックコメントを書いた。
おそらくは知っているだろうが、念のため説明すると『アイヌ』は北海道や東北あたりにすんでいた独自の文化を持った民族のことで、日本史の教科書でも名前を見たことはあるだろう。
古くは蝦夷への侵攻を任された征夷大将軍の任命から始まるように、たびたび本州から侵略じみた攻撃を受けており、半ば強制的に『同和政策』なる方針で日本へ組み込まれたようだ。
ちなみに、『アイヌ』という単一民族ではなく、厳密には五つほどの異なる文化圏を気づいた民族の総称として用いられているらしい。確か、アイヌ語で『(カムイ=神様との相対的存在としての)人』を意味するのが『アイヌ』という言葉だった、と思う。(上記含む、『アイヌ』の知識関連はうろ覚えで記載している)
そんな『アイヌ』について、新しい支援の方針としていわゆる『アイヌ新法』と呼ばれるものが審議されていて、それに関する意見を募集していたようだ。
その存在を知ったのはまとめ記事に目を通していたら、偶然コメントに書かれていたことがきっかけだ。NHKについて意見したばかりで、興味本位ながら調べて出してみようと思って書いてきた。
意見の内容に関しては、一応反対の立場をとってみた。情報ソースがネットだけなので確実なことは言えないが、『アイヌ新法』がだいぶザルな内容であるばかりか、そもそもの『アイヌ』だと認定する基準がおおざっぱすぎるという欠陥も抱えていた。
大まかに言うと、人数が減ってきた『アイヌ』の包括的な文化を守るために援助しましょう、というものだった。
が、上記のように認定基準がものすごく曖昧で、現在のままだと本当の『アイヌ』の人々以外にも養子や配偶者、果ては『外国人』までが『アイヌ』として認定されてもおかしくない適当さらしかった。
そんな闇鍋じみた『推定アイヌ民族』のため、『アイヌ新法』では税金を投入して観光事業や文化交流などの機会を増やすうんぬんと、『先住民族(ちなみに、アイヌ新法で初めてアイヌ=先住民という記載があったらしいが、『先住権』という彼らが有する権利に言及がないのも不完全だとする一因)』支援をうたっている。
本当に『アイヌ』の人々のためになるのであれば、税金が使われるとしても反対はしない。だが、まったく関係のない『外国人』まで範囲に入るとなれば、そのまま通すわけにはいかない。
まして、『アイヌ』の方々の一部からも『自立する機会を奪うことにつながりかねない。支援金で甘やかさないでほしい』という意見もあるようなのだ。
そんな、下手をしたら『ありがた迷惑』な取り決めのために約四十億円(私が確認した数字なので間違いかもしれない)ほどの税金が、『アイヌ』支援のために投入されるという。
どうしてこうなったのかというと、どうやら北朝鮮の金正日だったかが提唱した『チェチュ思想』という、ほぼ宗教に近い考え方があるらしい。
簡単に言えば、先住民族の独立のためには個々で声を上げるよりも、すべての民族が団結して声を上げることが重要で、その指導者として金正日を置いて立ち上がれ、的なもののようだ。
細かいことは私も知らないが、とりあえずの認識として『北朝鮮の工作員が日本の税金を使って好き勝手している』という理解で納得している。(あくまで個人的な見解)
『アイヌ』を利用した公金搾取ビジネスはずいぶん前から行われていたようで、今回の『アイヌ新法』からの問題ではない。正直、無駄にも思える税金の使われ方もしているようだ。
だからパブリックコメントで意見を! などと言うつもりはなく、韓国のホワイト国除外で力を発揮したので、私は意見をしてみたにすぎない。
ただ、書いた後で気になったのだが――どうも私が提出した意見を見直してみると、ここやエッセイでの書き方に影響されたようは節が見られたのだ。
問題点を上げつつ、ちょっと感情論に持って行こうとしている感じが見受けられたので、出してしまった後ながらちょっと恥ずかしく思ったりもしている。
パブリックコメントは自由記述なのでどう書いても問題はないのだろうが、どうせなら淡々と問題点や疑問点を羅列するスタイルの方がよかったのではないか? と反省するばかりである。
提出した本文をコピペしようかとも思いましたが、パブリックコメントって個人情報がんがん載せて提出するのでダメだと気づきました。
本当にやっちゃう前に気づけてよかったです。(何の話だ?)




