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1215回目 2022/7/11

 自分的には頑張っているつもりですけど、なんか微妙にかみ合っていない感覚はあります。もう少しリハビリが必要そうです。


 一回目

 お題『苦し紛れの探偵』

 必須要素(無茶ぶり)『コメディ』

 文字数『1057文字』 未完


 タイトル『名探偵はここにいない』


 ミステリー系の創作に出てくる探偵役って、普通に考えて超人みたいな推理力しているわけよ。


 いくら頭がいいとか知識があるとか言ってもだよ? 一目見ただけで現場の違和感に気付いたり犯人のミスを紐解いたりとか、できるわけないじゃん?


 あいつらだって人間みたいに描かれちゃいるが、本質的には作者が作り出した『解決編』のための舞台装置なんだ。いわゆる、機械仕掛けの神、ってやつ。


 創作の中ではありふれた探偵役でも、現実に似たような状況に放り込まれれば一人の人間が出来る事なんて、やっぱりたかが知れてるんだよ。


「お名前は?」


「……平岡誠一です」


「ご職業は?」


「……言わなきゃだめですか?」


「事件が事件ですので。それとも、我々に教えられないようなご職業なのですか? それか、やましいことでもあると?」


「…………探偵、です」


「それは……あぁ、そうですか」


 個室の中で、ついさっき山小屋に到着した警察官の前で簡易的な取り調べを受ける俺は、マジのマジで探偵だ。


 得意なのは浮気調査と失せ物探し。この山小屋にも仕事で来ていた。やましいことがある、ってのもあながち間違いじゃない。浮気調査なんてやましいことこの上ないしな。


 この部屋には俺の対面に座る刑事と、もう一人年配の刑事が少し離れて椅子に腰かけている。従業員スペースの個室は狭いから、そこまで距離は離れちゃいない。


 他にもぞろぞろと警察関係者がなだれ込んできたが、今は現場検証中で近くにはいない。殺人事件だからな。そりゃあ大勢の人が動くだろうよ。


「ちなみに、この場に居合わせた理由をおうかがいしても?」


「申し訳ないんですけど、守秘義務がありまして……名刺くらいなら渡せますよ」


 ごまかしにもならないが、隠し持っていた名刺入れから本物の名刺を取り出し、刑事に渡す。偽装の名刺もあるから、渡すときは少し注意しないといけない。


「……山小屋で殺人。容疑者は平岡さんを含めて五人。そしてあなたは探偵……ミステリー創作の登場人物になって気分ですよ」


「同感です。ただ残念なのが、私の専門がそちらに記載された通りですので、捜査のお手伝いは出来そうもないってことですが」


 肩をすくめて無理やり笑ってみせる。我ながらここまで乾いた笑いが出るものかと感心するくらい声がかすれていた。


「そこまでできすぎた状況は期待してはいませんよ。それでは、昨晩から通報までの状況を詳しくお聞かせ願えますか?」


「もちろんです」


 //(時間切れ)




 二回目

 お題『大人の道のり』

 必須要素(無茶ぶり)『リアルな描写』

 文字数『1099文字』 未完


 タイトル『大人の条件』


 大人になるって、どういうことなんだろうか?


「そりゃあお前、大きくなることだよ。身長がデカくなれば自然と大人になるもんだ」


 お父さんに聞いてみたら、ただ単に成長すれば大人になると言われた。ガハガハ笑ってうるさいお父さんも大人だけど、僕が欲しい答えとは違う気がした。


「大人っていうのは一人で生きていけるようになる人のことだからね。あんたはあの人みたいに適当に生きるような大人になっちゃダメだよ」


 お母さんに聞いてみたら、独り立ちできるようになれば大人だと言われた。最近はお父さんとの仲が悪いようで、お父さんのことを少し悪く言うことが増えた気がする。


「どうすれば大きくなれるかって? そりゃあよく食ってよく寝て、後は年を食えば自然と大きくなるだろ。ほら、俺なんかそうやってデカくなったんだぞ。スゲェだろ」


 ふふん、と鼻息荒く胸を張ったお父さんに、やっぱり納得いかない気持ちになってしまう。もう少し詳しく、と聞いた傍からこれだから、僕が欲しい答えをお父さんは持っていなかったんだろう。


「具体的に? そりゃあ、いい学校を卒業して、いい会社に就職して、安定した暮らしができる人が一番じゃない? 立派な大人ってのはみんな、そういう人たちのことを言うんだから」


 少し困ったように、でも断言するような感じで教えてくれたお母さんだけど、やっぱりこれも違うんだろうなと思う。世の中にはお母さんが言う人たちの方が多くない。だったらお父さんを含む他の人たちは大人じゃないのか? と言ったら、今度は言葉に困っていた。


 身体が大きくなること。親の助けを借りずにお金を稼げるようになること。


 大人になるってことと無関係じゃないんだろうけど、それだけが全てじゃない。僕と同じような年齢の子どもでも、たまに大人と同じくらいしっかりした子もいるし、一人でお金を稼げなくとも大人として振る舞うような人もいる。


 お父さんやお母さん、同じ地域で暮らす大人たちを見て、ますますわからなくなる。


 大人っていうのはどういう存在で、僕は果たしてどんな大人になればいいのかが。


「どんな大人になりたいか? うーん、考えたこともなかったな」


 同じクラスの男の子に聞いてみても、ほとんどがそんな答えしか返ってこなかった。そんなことよりも遊ぼうぜ、とボールを持ってグラウンドに連れ出す子ばっかりだった。


「大人ねぇ……好きな人が出来たら大人になれるんじゃないかな?」


 女子にも聞いてみたけど、僕が欲しい答えとはやっぱり違う気がした。お父さんと似ているようで違う、大人に対しての考え方やしゅるいが//(時間切れ)


『リアルな描写』っていうのがちょっとわからなくなってきました。何が『リアル』か『ファンタジー』か、小説での表現においてどう区別されるのか、もうさっぱりです。


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