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1204回目 2022/6/30

 名前は忘れましたけど、神様が住む島っていうところがあって神事は『女人禁制』だったなぁ。ってところからネタを考えてみました。


 一回目

 お題『神の汁』

 必須要素(無茶ぶり)『女使用不可』

 文字数『1265文字』 未完


 タイトル『神膳奉納の儀』


「……なんだこれ? 水じゃん」


「水じゃねぇよ。神様への供物だぞ? 俺たちにはわからない霊験あらたかないわれがあるんだよ……たぶん」


「お前もわかってねぇんじゃんか」


 祭りの日、男だけが入れるとされる神域に集められたのはちょうど十五歳になる中学生や高校生ばかり。


 ちょっとした手伝いをして欲しい、と集められた面々は顔見知りもいれば知らないやつもいて、祭りでかかわりのある地域にいる同年代が全員集められたくらいの人数がいた。


 当然、知らないやつ同士で集まるよりも知り合い同士で集まった方が心強いと、雑多に集められた男子学生たちはグループを形成して祭りを運営する大人たちの説明を聞いていた。


 そこで出てきたのが、神様にお供えするという食事について。


 神様が召し上がるスープ、と説明されて出てきたのは、朱色で塗られたデカい盃(あんま見たことないけど、相撲の横綱が飲んでるイメージのアレ)に透き通った液体がなみなみと注がれているだけのもの。


 それ以外に供物として捧げるものはないらしく、ここにいる全員に配られたお猪口に少しずつ移し替えて神前にまつる……らしい。


 祭りの手伝いをしろ、っていう割には本番まで何をさせられるかわからないままだったのに、やることはたったのこれだけだという。


「つまりは、神様相手にお酌しろ、ってことか? 酒じゃなくてスープだけど」


「酒だったらまだわかる気がするけどな。神様って酒好きなイメージあるし」


 俺も友達もイメージだけで語っているが、日本の神様って創作物だとよくお酒を飲んで宴会をしている様が描かれることが多い。詳しく調べたわけじゃないが、お供え物として日本酒がよく使われているからじゃないだろうか?


 だが、俺たちが運ぶように言われた液体からはアルコールのような臭いが一切しない。本当に山から汲みだしてきた清流の水を移し替えてきただけのような、単なる真水にしか見えなかった。


「それに変な注意だったよな」


「絶対に飲むな、っていうのはわかるけど、体についてもダメってのは……扱いがヤベー化学薬品じゃん」


 神様のスープに触れてもダメ。配られたお猪口もそこまで大きいものじゃないのに、こぼすなと言われてちょっと戸惑っている。


 何せ、朱色の盃があるここから神様がいるとされる本殿まで、だいぶ険しい山道を歩かなければならないからだ。俺も二回か三回くらい見たことのある、神社とは比べ物にならないほど小さい祠がゴールだとのこと。


「そういえば、何で俺たちあの説明で『あそこの祠』だ、ってわかったんだ?」


「確かに……何回かしか行ったことないのに、すぐあそこだってわかったよな」


「え? お前も行ったことあんの?」


「あぁ、ガキの頃だけど。七五三みたいな扱いで親に連れて行かれた記憶があるな。物心ついたころに行かされた記憶は、今でもトラウマもんだぜ」


「……俺も一緒」


 昔の苦い記憶を共有したところで、俺たちが『あそこの祠』について共有できている//(時間切れ)




 二回目

 お題『運命の喜劇』

 必須要素(無茶ぶり)『ドア』

 文字数『1051文字』 未完


 タイトル『真っ白な脚本の人形劇』


 運命って、どういう構造をしているのだろう?


 元から決まっているものをただなぞるだけなのか、それぞれに与えられた分岐点を選んでいって定まっていくものなのか。


 選ばされているのか、選んでいくのか。どちらが運命に対して適切な物の見方なのか?


 ……こんなくだらないことを考えてしまうほど、僕は自分の人生を窮屈に感じているのかもしれない。


「――うん、この成績だったら何の問題もないぞ。むしろ志望校のグレードを二つくらい上げても問題ないくらいだ。内申点も悪くない」


「ありがとうございます」


 進路相談で担任の先生と二者面談。学校の成績もそうだけど、親に受けろと言われた模試の結果も添えて太鼓判を押される進路。


 先生からの保証は得られた僕の道は、だけど僕が選んで決めたものじゃない。親が僕に行かせたい高校ばかりを並べているだけ。そこに僕の意思はない。


「にしても、公立高校は受けないのか? 確かにここら辺の公立で進学校と呼べるようなレベルの学校はないが、滑り止めとして受けていてもいいだろうに」


「親に相談してみます」


 どうせ却下されるだろうけど。


 僕が出した進路希望先はどこも進学校で、国立大学の合格率が高いところから順番に志望順位が定まっている。親はどうしても僕にいい大学に行かせたいらしい。


 常々、愚痴や呪いのように呟いてきた。『俺は本当なら○○大学に行けたはずなのに、受験の日だけは調子が悪かった』だとか、『私だって××大学を卒業していたはずだったんだけど、間違って公立の大学に行くことになったの』だとか。


 要するに、自分たちが出来なかった過去のトラウマを、息子である僕に達成させることで清算しようとしているだけなんだろう。『僕のため』だとか言いながら、僕のことなんて微塵も考えていない。ずっと自分のことばかり考えている。


 でも、僕はどうなんだろうか? 親が親なら、子も子だと、自分のことだけ考えているのが普通なんじゃないだろうか?


 僕は違った。自分のことを『空っぽの人形』だと思いながら、俯瞰した場所から糸を繰って動かしているような感覚でずっと生きている。


『人形』の僕はもちろん、『人形遣い』の僕にも、自分の意思らしいものはないんじゃないだろうか? 僕は何のために生きているんだろうか? 親のおもちゃとして一生を過ごしていくんだろうか?


 そう考えて悩んでいいはずなのに、それでも僕は空っぽのまま。


 周りの意思に流されるまま、あたえられた//(時間切れ)


『喜劇』ってお題なのに全然笑える要素がありませんでしたが、wiki先生によると『喜劇』って単に『悲劇』の対義語として使われる場合もあるそうです(ギリシャ悲劇に対するギリシャ喜劇を例にしてました)。


 なので、大ざっぱな解釈をして『悲劇』じゃなかったら全部『喜劇』になるんじゃね? と開き直って書いてみました。が、この内容だと『悲劇』っぽいような気がします……。


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