表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1166/1238

1167回目 2022/5/24

『排泄』でちょっと悩みましたが、下じゃなくて上にしました。出すもん出してるから矛盾はしないでしょう。


 一回目

 お題『あいつと排泄』

 必須要素(無茶ぶり)『クリスマス』

 文字数『1091文字』 未完


 タイトル『嵐のようなクリスマス』


「……おええぇぇぇっ!!」


「だから飲み過ぎるなって言ったのに……」


 世間はクリスマス一色だっていうのに、俺はやけ酒でつぶれた従姉の介抱とか泣けてくる。


 本当ならスーパーで買った半額総菜とビールでクリぼっちを楽しむ予定だったのに、クリスマス直前で彼氏にフラれたとかで突撃してきた従姉の乱入ですべての予定が狂っちまった。


 テレビでつまらない特番を見ながら文句を言って楽しむはずだったのに、目の前に陣取って酒もつまみも奪っていきながら元カレの愚痴を延々吐き続ける従姉が悪魔に見えた。


 それも愚痴を吐くだけならいいのに、俺の酒とつまみも一緒に出しやがったから余計にたちが悪い。何とか部屋の中でリバースする前にトイレへ運んだが、一向に吐き気が収まる気配がないようだ。


「うぅぅ……たかしのあほぉ……うぷっ!!」


「はいはい、愚痴は胃の中全部ぶちまけてから言おうな~」


 再び便器の中に吐き出した従姉の背をさすりつつ、どうして家に入れてしまったのかと後悔がやまない。


 四つ離れた従姉は、ガキの頃から親戚の中では仲がいい方だった。家が近かったのもあってか、お袋がよく小さかった俺の子守りを従姉に頼んでいたのが大きい。


 学年が離れているから、小学生の時くらいしか一緒に登校したことはない。それも低学年のころだったから、正直そこまで覚えていないし。


 それでもぼんやりと覚えていたのは、この従姉は昔はモテていたということ。普通にかわいかったし、今も見た目だけならかなり上の方だと贔屓目抜きに思う。


 ……まぁ、中身がもうちょっと伴っていれば、別れた恋人の罵声なんて飛ばさずにとっくに結婚もしているだろうけど。


「わたしの、わたしのなにがいけないんだよぉ……」


「そ~だな~。いきなり従弟の家に突撃してきて食って飲んで吐いてるところかな~」


「もっとおんならしいとおもってたとか、しるかぁ~!!」


「あー、バリバリのキャリアウーマンだもんな」


 確かに見た目は大抵の男からしたら小顔で童顔だし、顔立ちから選んだメイクもかわいい系ですませることが多いって前に聞いたけど、中身はほぼほぼ自他ともに認める男。


 小学校時代も、俺が従姉の親戚だからってほとんどの上級生が避けてきたくらいだからな。学校で何をやらかしていたのかはわからないが、ガキ大将ポジションだったのは間違いない。


 しかも中学からは武道にハマり、空手に柔道、合気道に剣道と、いろんなものをかじっては黒帯を取って対戦相手をボコボコにしてきた逸話がある。


 中学生のころ、従姉の部屋に愚痴を//(時間切れ)




 二回目

 お題『真実の宴』

 必須要素(無茶ぶり)『新聞』

 文字数『1089文字』 未完


 タイトル『楽しいパーティー』


「……宴、って聞いてきたけど」


「どうだ! 立派な催しだろう!」


「あー、うん。そうだね。立派なホットプレートだね」


 そういえば今日、誕生日だったなー。と思って学校についた瞬間、森山が『宴を開くから放課後はうちに来い!』って言ってきた。


 なんか祝ってくれるのか? にしても宴? と、授業も気がそぞろになりながら一日をこなし、いろんな女子からお祝いの言葉をもらいつつ、森山のチャリで二ケツさせられそうになったのを断り。


 やけに上機嫌な森山の雑談に付き合って家まで着いたら、机に新聞を引いた上にホットプレートがおかれた。


 なんか焼くんだろうな、とは想像ついたが……宴の意味がいまだによく分かっていない俺。これは俺がバカなのだろうか? それとも森山がぶっ飛んでいるだけだろうか?


「さぁ、今から肉を焼くぞ!!」


「え、授業終わりに焼肉?」


 後者だったらしい。親に無断で家焼肉って、臭い関係でもめられると困るんだけど。


「やめとこうよ。換気扇回しててもカーテンに臭いつくかもしれないし、冷蔵庫の中の食材を勝手に使ったら絶対に文句言われるぞ。俺の経験談だけど」


「大丈夫だ、八田! 肉は昨日、俺が自腹で買ってきた!!」


「まさかとは思うけど、肉だけ?」


「そうだ! 近所の肉屋でたくさん買ってきた! おかげで小遣いが全部飛んだぞ!!」


 訂正。ぶっ飛んでるどころかぶっ壊れてた。


「森山……それはさすがに悪いから、レシート見せてくれ。半分払うから」


「ダメだ!! 今日は八田の誕生日だろう!?」


「そうだけど」


「だから祝う!! 宴だ!! 焼肉パーティーだ!! うちでは毎回、家族の誕生日は焼き肉で盛り上がるんだぞ!!」


「あー、うん、ありがとう。気持ちは嬉しいから、せめて森山一家で話し合ってから始めてくれない? 事後承諾は気まずいから」


「む? そういうものか?」


 ようやく森山のテンションが落ち着いたらしく、電話をかけにリビングを出て行った。危なかった……森山のノリに任せていたら、大体後でしっぺ返しが来るからな。


「……にしても、家族、か」


 天然か、気を使ってくれたのか。森山のことだから、前者だろうな。


 ガキの頃に親が離婚して、高校に入ってすぐに母親も事故で死んで。


 親の生命保険や遺産を切り崩せば大学までは一人で生きていけるが、それだけの生活だったからな。


 誕生日なんて、もうすっかり平日と同じ気分だった。俺より森山の方がテンション高いってどうなってんだよ。


「おい八田! 許可が出たぞ!! さっさ」//(時間切れ)


 直前までTverでやってた『俺物語!!』のアニメを見ていたからか、そんなノリの内容になりました。倍速再生で見ると、たいていのアニメが神作画に見えるから不思議ですよね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ