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1166回目 2022/5/23

 比較的書きやすいお題が出ましたが、やっぱり方向性が決まらないまま書きだしたら見切り発車感ハンパないですね。


 一回目

 お題『過去の娘』

 必須要素(無茶ぶり)『繊細な心理描写』

 文字数『1137文字』 未完


 タイトル『かつて父だった人を見て』


 私が幼いころに離婚して家を出て行った父が、新しい家族と一緒にいる姿を見た。


「どうしたの?」


「別に」


 ちょうど、高校の中間考査が終わった直後で、友達とお疲れ様会と称して遊びに出かけていた時だった。


 私たちはファストフード店のイートインで談笑をしていて、父親の家族は幼い子どもにねだられながら注文をしているところだった。


 その姿を見て、楽しそうで幸せそうな家族を見て……私は驚くほど何の感情もわかなかった。


 母子家庭になってから、母さんがどれだけ苦労してきたか。私を高校に入れる為にどんな生活をしてきたか。全て見てきたはずなのに。


 私は離れ離れになった肉親の片割れに遭遇しても、赤の他人以上の感情を覚えることが出来なかった。


「ところで、テストの結果どうだった?」


「ちょっ!! 今まで忘れられてたのに蒸し返すの禁止!!」


「そうだよ響子! 今日だけは嫌なことも忘れてパーッとしないと!!」


「それとも何? 学年上位の才女様にはテストでさえも楽しい楽しい雑談の一部でしかないってか?!」


「あーあー! うらやましい限りですよー!!」


 過去の人になった父から意識をそらそうと話題を変えたら、何故か友達から総攻撃を受けた。


「勉強なんて、学校の授業を死ぬ気で覚えれば何とかなるでしょ?」


「死ぬ気……」


「かわいい顔して、相変わらず言葉がアレだね」


 アレってどういうことだ。


「実際、今日はバイトがなかったから一緒にこれたけど、他の子みたいに塾とか通えるわけじゃないから。奨学金の申請も学力がなかったら厳しいからね。本当、毎日死ぬ気で生きてるよ」


「……いい子だねぇ」


「お母さんも鼻が高いでしょ」


「こんなできた娘が欲しいわぁ」


「その前に彼氏作んなよ」


「うるさいなー!」


 友達の笑い声が大きくなる。女子高生の会話はすぐにあっちこっちに飛び火するから、実は勉強よりついていくのが大変――なんて言ったらまた変なものを見たような目をされるだろうか?


 経済的に厳しい母子家庭もあり、高校に進学してすぐにアルバイトを始めた私としては、すっかり大人を相手にする方が多くなってしまった。


 コンビニやレストランなどを掛け持ちしていると、仕事仲間だったりお客さんだったりで接する人は基本的に大人ばかりだから。


 そうすると話題がどんどんおじさんおばさんの年代に合わせることが多くなり、まだ高校生になって半年だけど高校生の会話についていけないと思うことが増えてしまった。


 それに大人たちの方がゆっくり喋ってくれるから聞き取りやすいしね、単純に。どうして十代って話すスピードがこんなに早いんだろう? りゃくごとか//(時間切れ)




 二回目

 お題『アルパカのドロドロ』

 必須要素(無茶ぶり)『時限爆弾』

 文字数『695文字』 未完


 タイトル『燃え上がる修羅場』


『ご来場の皆様にお知らせいたします。先ほど園内設備に不具合が見つかり、緊急点検を行うことになりました。大変お手数ではございますが、スタッフの誘導に従い施設外への移動をご協力お願い申し上げます。繰り返しお知らせします――』


 この日、とある動物園で時限爆弾を仕掛けたという犯行声明が動物園ならびに警察へ送られてきた。


 いたずらの可能性ももちろんあったが、万が一本当だった場合大参事に繋がることは明白である。警察はすぐさま園長に来園者の避難誘導を指示し、爆発物処理班の手配をした。


 無用な混乱を起こさないようにアナウンスを流し、飼育員を含めたスタッフ全員で客を避難させる中、園内のある場所で修羅場が発生していた。


「てめぇ、今なんつった!?」


「何度でも言ってやる……こいつは俺の女だ! お前みたいなひょろい男にはふさわしくないんだよ!」


「何だとぉ?!」


 男たちが対峙して争っている理由は、片方の背後に隠された女。


 予告通りであれば動物たちの檻を飼育施設ごと爆発させる威力のある爆弾騒ぎと並行して、女の愛をつかみ取るための戦いが始まろうとしていた。


「てめぇこそ、俺が先に狙ってた女を横取りするなんて、卑怯者のそれじゃねぇか! いくらガタイが良くても根性がひん曲がってるようじゃ、男としての魅力なんてねぇも同然だろ!!」


「はっ! 先に口説いていたくせにまだ彼女の心を掴めていないやつに言われたくないな! お前こそ男の魅力があれば、俺のような卑怯者にかすめ取られる心配なんてないだろう!?」


「――言ったな、デカブツ!!」


 少し小さな男は、勢いに任せてつばを//(時間切れ)


 何となく読めたかもしれませんが、『アルパカ』の修羅場を書こうとしました。人生経験の浅さが露呈し、男女の修羅場が上手く書けないという愚をさらしております。


 なお、もし続きが書ければメスをめぐるオス同士のバトルが始まった瞬間に爆弾が爆発して園内が炎上する予定でタイトルつけました。安易ですね。


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