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1156回目 2022/5/13

 お題そのままの話にしてやろうとして、ちょっと誇張したらローファンタジーみたいになりました。まぁファンタジー要素極薄なんですけど。


 一回目

 お題『熱い娘』

 必須要素(無茶ぶり)『うっ』

 文字数『1085文字』 未完


 タイトル『俺の娘が熱すぎる』


 病気で妻に先立たれ、残された幼い娘をシングルファザーなりに懸命に育ててきた。


 世の奥様方が通うような料理教室に通い、子育て相談センターに足を運び、夜泣きしても一晩中付き添った。


 父親と母親の兼任は激務を極めたが、それでも何とか手のかからない年齢まで育て上げたのは我ながら奇蹟だと思う。グッジョブ俺。めっちゃ頑張った俺。


 だが、娘も十五と年頃になった。昔は父親にべったりだった娘も、友達や先輩後輩など交友関係が広がって一緒にいる時間は皆無に等しい。


 正直ここまで来たら大学行かせて就職するまで金を出す機械でいようと思っている。子育ての大変さと世の奥様方の気苦労を知った今、親の手から離れて構われないこともまた幸せなのだと悟った。激務怖い。


「親父、ちょっと相談があんだけど」


「……わかった」


 ある日、夕食後に少し晩酌をしていたところ、珍しく娘の夏美が俺に話しかけてきた。多分、いつかこんな日が来るだろうとは思っていた。


 男だな。ついに父親に相談する日が来たか。感慨深い。


 少々口が悪いのは玉に瑕だが、根っこは優しい子なので相手の人も苦労はしないだろう。繊細な男なら、うん、俺がちゃんとフォローしてやろう。激務よりはマシだ。


「どうした、改まって? 男女交際程度なら俺に報告する必要はないぞ」


「は? いるかよそんな奴」


 あれ? なんか一気に機嫌が悪くなったぞ?


 あ、父親からそういうの突っ込まれるとセクハラになるのか? そういえば、若い女性社員に対する教育講座でも、男女を意識させる話題はご法度って言ってたっけ。ハラスメント社会の闇が家庭にも迫ってくるとは。


「すまん、デリカシーがなかった」


「ちっ」


 舌打ちは止めなさい、はしたない。


「なら相談とはなんだ?」


「……ちょっと待て。もう少しで準備できるから」


 はて、準備とな? 夏美の相談に準備がいるとは……はっ!


「まさか――妊娠か!?」


「殺すぞ」


 娘から『殺すぞ』と脅されたから、2月7日は『犯行記念日』。


「……ん」


 しばらく無言で冷たい視線を向けられながら大人しくビールをすすっていると、夏美の服の中から電子音が聞こえ、すぐさま俺に差し出してきた。


「体温計? うっ!?」


 熱っ!? 手渡されただけでわかる体温の高さに驚くと同時に、体温計が示す数字に驚愕の声が出てしまった。


「40.2℃!? 高熱じゃないか!? まさか、夏美どこか悪いのか?!」


「平熱だ」


 ……は?


「最近、体調管理もかねてけんおんしてんだけ」//(時間切れ)




 二回目

 お題『それいけいたずら』

 必須要素(無茶ぶり)『チューペット』

 文字数『803文字』 未完


 タイトル『親しき仲にドッキリあり』


「――言い訳があるなら聞く」


「刺激が欲しかった。それ以上でも以下でもない」


「よし、殴る」


 学校から帰宅し、自分の部屋の扉を開けたところで「わっ!」と脅かしてきたクソ野郎に拳をぶち込んでから頭を抱える。


 家のカギ、かかってたよな? 家が近い幼なじみとはいえ、合いカギを渡すほどの信頼を寄せちゃいないし、信頼されたいとも思っていない。


 しかし、今こうして俺の部屋に潜伏してやがったクソ野郎が床に伸びているのを見せつけられて、一つの結論にたどり着かざるを得ない。


「残念だよ、三輪。まさか不法侵入の罪で古なじみを失うことになるなんてな」


「ちょっ!? 待て待てそのスマホから手ぇ離せ葛西!!」


 がばっと起き出した犯罪者が何かほざいているが、すでに110は準備済みだ。後は通話ボタンに指を当てるだけでいい。


「別にやましい方法で家にいたわけじゃねぇよ! 見ろ! この家のカギ! 葛西のお袋さんから借りたやつ!」


「そんな……! てめぇ、うちの家族にまで手ぇ出しやがったのか!!」


「しれっと殺人容疑までふっかけてんじゃねぇよ!!」


「うるさい強姦魔!! 死んで詫びやがれ!!」


「手ぇ出すってそっちも込みかよ?! 同級生の母親襲うほど飢えてねぇわ!!」


 わかってるよ、そんなこと。お前の好みは年下で長身だろ? マニアックすぎる性癖しやがって。


「っつうか、そのことお前のお袋さんに全部報告するぞ? いいんだな?」


「ばっか、冗談に決まってんだろ? アイスでも出してやるからそれで手を打とうぜ?」


 乾いた笑いを自覚しながら、冷蔵庫から取ってきた冷凍チューペットを半分割って三輪に投げ渡す。わいろはこれくらいで十分だろ。


 陰で性的暴行された上に死んだ扱いしたなんてバレたら、それこそ俺がボコボコにされてあの世に引っ越すわ。


「それで、マジで何の用だよ? お袋」//(時間切れ)


 お題がめちゃくちゃ書きにくかったのもありますが、途中で下ネタ? に走ってしまったので内容がかなり微妙なものになってしまいました。次に期待。


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