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1130回目 2022/4/17

『複雑なストーリー展開』は無理でした。毎度言ってる気がしますが、『15分』内で考えられる構成なんてたかが知れてると思うんですよ。まあ、頭が回らない私がダメなんでしょうけど。


 一回目

 お題『今のカリスマ』

 必須要素(無茶ぶり)『複雑なストーリー展開』

 文字数『1242文字』 未完


 タイトル『リーダーになれる人』


 集団において、リーダーは唯一の役割ではあるけど、唯一の存在ではない。


 大勢で一つのことをやろうと思ったら先導役は必ずいるけど、それが誰か特別な一人である必要はない。能力の差はあれ、誰がやってもリーダーは成り立つんだ。


 学校の中みたいな小さな社会でも、やっぱりリーダー役は存在するし、少しの間でリーダーが変わったりする。


「えー、それでは来月にある文化祭でクラスの出し物を決めたいと思うのですが」


「はいはい! 自由研究みたいなことして展示やりたい!!」


「……展示ですか。たしかに多くのクラスが行う出し物ではありますが、具体的にどんな展示を行うかは考えていますか?」


「最近ニュースになってたのを見たんだけど、学校の近くで化石が発掘されたっていうの知ってる? それ見てなんかやりたくなったんだよね、化石とか地層とかの研究!」


 ロングホームルームを後ろの席で眺めていたら、話しているのはクラス委員長と花岡さんだけだった。


 新しいクラスになってすぐのころは、委員長がリーダー的な役割をしていたけど、中間テストが終わるころにはクラスの中心は花岡さんだった気がする。


 とにかく明るくてエネルギーがあって、自然とついていきたい雰囲気を出している花岡さんは友達も多く、いつも話の輪を作り出すような人。


 誰を相手にしても態度は同じだし、平等って感じがする。私みたいに人付き合いが苦手な人種でも物おじせずに話しかけてくるし、こちらが嫌だと思った瞬間には身を引いてくれるから付き合いやすい。


 コミュニケーションの化け物だ、花岡さんは。嫌いな人はいないんじゃないか、ってくらい好感の塊みたいな女の子。


 委員長は委員長で、悪い人ではない。校則とかルールとか大好きっぽくて、かなり堅苦しい印象ではあるけどそれは性格の問題でもあるし。私だって人見知りを非難されたらいやだから、真面目過ぎることをやり玉に挙げたりはしない。


 でも、どうしても花岡さんと比べるとリーダー的な資質としては弱いと思ってしまう。


 なんだろう、カリスマっていうのかな? 人を引き付ける魅力というか、人を巻き込める力というか、そういうのは花岡さんの方が圧倒的に上だ。


 委員長は良くも悪くも理詰めな印象。花岡さんは良くも悪くも勢いとノリが大事な感覚。


 多分、大人の社会では委員長の方が納得しやすいリーダー像なんだろうけど、学生の内は花岡さんみたいなタイプにみんな弱くて説得されやすい。


「化石かー。確かに面白そうかも」


「それって地理? それとも生物?」


「知らない。でも、勉強でやるよりは面白そうだよね。テストに出ないから無理やり覚えなくていいし!」


 だって、あんなに楽しそうに話されたら、こっちだってつられてしまう。


 やることは勉強と大差ないのに、花岡さんみたいに楽しそうな雰囲気をあそこまで出されると、遊びの延長を文化祭でやるんだ、って気持ちにさせられる。


 ほ//(時間切れ)




 二回目

 お題『飢えたオンラインゲーム』

 必須要素(無茶ぶり)『ボーイズラブ』

 文字数『1023文字』 未完


 タイトル『結局嫌いになる要素』


「リアル志向も行き過ぎたらクソゲーまっしぐらだなって、改めて思った」


『今さら? 空腹ゲージや武器損耗率がある方が緊張感があって面白いって言ってたの、どこの誰だよ?』


「うるせー! 食料アイテムのドロップ率が渋すぎんだよこのオンゲー!!」


 インカム越しに聞こえるネットゲームで知り合った友人へ叫ぶも、イヤホンから聞こえてくるのは本気の大笑い。自分も同じ状況のはずなのになんで余裕なんだよコイツ!


 現在、パーティーを組んだ俺たちが歩くフィールドは砂漠。クエストを受けてオアシスの町を出発したのが十分くらい前。


 環境効果によってキャラクターが熱ダメージを負い出したり、普段は現れない水分ゲージの管理に苦労したりしている内に、町で用意していた食料アイテムもすぐになくなっていた。


 というのも、このゲームには飲み物に相当するアイテムがほぼなく、同時に飲み物アイテムを保存しておける容器もそこまで流通しているわけじゃない。


 NPCの商店で買えるアイテムではあるが、すべての国で買えるわけじゃないのが嫌らしい。しかもなぜか水分補給が必要になるはずの砂漠の国で販売していないとかバグだろとしか言いようがない。


 水分ゲージが発生したのはクエストを受けて目的のダンジョンに向かう道中のこと。事前に攻略情報などを見ない派だった俺とネトゲ友達は、まさかの往路でピンチを迎えていた。


「ここまで何とか水分ゲージを補える食料アイテムでしのいできたのに、今度は空腹ゲージで詰みかけるとかよくできた仕様だよまったく!」


『ちょっと変だとは思ったんだけどね。砂漠が広がる国に入って売ってる食料アイテムが果物中心だったの。まさか水分ゲージの補給用なんて初見じゃ気づかないよ』


「そのくせ果物全般は腹持ち悪いのか空腹ゲージは満足に回復しやがらねぇしな! 余裕ぶっこいて進軍しまくったら帰り道を耐えられるだけのアイテムもなくなっちまったし!」


『ダンジョンクリアしたらワープポイント出現するからいける! って言ったのムサシでしょ? どうすんの? 空腹ゲージが赤になったら操作性めっちゃ落ちるのにボス討伐なんてできないっしょ?』


「デスペナ上等! リスポーンしたら今度こそちゃんと準備してクリアするぞこのクソクエ!」


『わー、死ぬ前提の作戦とかリーダーとしてどうかと思うなー』


「こっから逆転のノーリスククリアとか夢物語だろ! 諦めてバステ」//(時間切れ)


 空腹と武器損耗要素って『○ンスターハンター』が有名ですよね。昔にPSPでプレイしていましたが、なんか自然とやらなくなったなぁ……。面白かったのでクソゲーだと思ったわけではなく、単純に飽き性だったからかもしれませんけど。


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