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1067回目 2022/2/13

 内容的にはちょっとほっこりする系にしようと思っていましたが、タイトルが少しシンプル過ぎたかもしれません。


 一回目

 お題『不本意な外側』

 必須要素(無茶ぶり)『うまい棒』

 文字数『965文字』 未完


 タイトル『仲間外れ』


 仲間外れにされるのは、どんな理由があったとしても寂しいものだ。


 それが努力や才能なんてものが関係ない、自分も他人もどうしようもないことが理由だと、余計に。


「……ふん」


 パキッ、と一人で買いに行った駄菓子からうまい棒を食べる。


 大好きなコーンポタージュ味は、いつもよりちょっとしょっぱかった。


「私、みんなと違わないもん」


 同じクラスの中で、一人だけ遊びに誘ってもらえなかった。


 昼休み、みんなで小学校のグラウンドまで走って、サッカーをやることになって。


 私もやりたいと言った。手を挙げて、混ぜて欲しいって言った。


「えー! マニラはダメだよ!」


 でも、みんな首を振ってダメだと言う。


 外で見ていてと、言葉で私を除け者にする。


 みんなの中にいるはずなのに、私はひとりぼっちだ。


「……やっぱり、肌の色が悪いの?」


 私の両親は黒人で、日本じゃ多く見かけない肌の色をしている。アジア系の人は、肌の色だけなら黄色人種というらしい。


 お父さんもお母さんも、祖国はアフリカ系だと言っていたけど、私が生まれたのは日本で、育ったのも日本だ。


 肌は違うけど、みんなと同じだと思っていた。なのに、みんな私を遠巻きにしている。


「……すん」


 鼻がツンと痛くなる。目の奥がしぱしぱする。


 本当は、友だちとお菓子を食べたかったのに。


「あれー? マニラちゃんどうしたの?」


「……かなちゃん」


 家に帰ろうとしたら、同じクラスのかなちゃんとばったり会った。


 お母さんが横にいて、お買い物の帰りみたい。


「どうしたの? 男子に何かされた?」


「……ううん、何もされなかった」


「じゃあどうして?」


「なにもされなかったし、やらせてもらえなかった」


 我慢しようと思ったのに、涙がボロボロ出てきてしまう。


 かなちゃんを困らせたくないのに、思っていたことを口に出してしまう。


 涙声で、鼻声で、聞こえにくかったはずの私の言葉を聞いて、かなちゃんは。


「あー、それ、たぶん違うよ?」


 私の頭を撫でて、慰めてくれた。


「マニラちゃんってさ、男子に人気あるんだよ」


「……なにそれ?」


「ほら、めっちゃ運動できるし、頭もいいし、外国語もペラペラだし!」


「//(時間切れ)




 二回目

 お題『今日のゲストは境界』

 必須要素(無茶ぶり)『ノリツッコミ』

 文字数『706文字』 未完


 タイトル『どこにもないどこにでもある場所』


 夜空が閉じ込められたような空間で、男が一人たたずんでいた。


 広く、深く、暗いそこはどこにも存在しないような場所で、しかしその実どこにでもある場所。


 来たいと望んでも入れない場所だが、この男のように来ることができる人間もまた存在する。


「……おつかれ」


「狭間。わざわざあちらで連絡を取るとはどういう了見だ?」


 それは突然現れた。


 夜空の空間にいた男が言う狭間は、まるで緞帳をめくるように、空間に生じたスリットから入ってきた。


 男は動じず、狭間も言及しない。それがこの空間では当たり前のように、わざわざ反応することでもないかのように。


「ここは窓口ではあるけど、閉鎖された場所だからね。招集をかけるにはあちらの世界の方が手っ取り早いだろう?」


「ふん。覗き魔のお前があちらに介入するほど切羽詰まっているかと思えば、俺はお前の暇つぶしに呼ばれたのか、隙間?」


 狭間が呼ぶ隙間は、薄い笑みを貼り付けたまま肩をすくめる。


「そうそう、少し話を聞いてもらいたくてね」


「……正気か?」


「もちろん、言葉通りの意味じゃないけれど」


 狭間の視線に敵意が混じり始めた頃合いで、隙間は狭間がやったように夜空にスリットを入れた。


 そこをめくると、別の景色が露わになる。


 時刻は昼ごろ、場所は森の中。


 真ん中には女が一人、ぼんやりとした顔をそこかしこに向けながら歩いている。


「彼女、どう思う?」


「容姿はやや整っている。身長は俺より少し低く、特徴からして南部人。手や靴を見る限り平民階級の労働者であり、獣の気配が濃い森の中にいるのは不釣り合いだな」


「そうそうかわいい//(時間切れ)


 お題からしてどうしていいのかわからなかったので、『ノリツッコミ』なんか入れられる暇ありませんでした。


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