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1049回目 2022/1/26

 楽器は何でもよかったんですけど、ぱっと『音大生』というワードが浮かんだらピアノになりました。楽器や音楽大学なんてほとんど知識ないんですけどね。


 一回目

 お題『疲れた音楽』

 必須要素(無茶ぶり)『ジーンズ』

 文字数『859文字』 未完


 タイトル『貧乏音大生の崩れた音色』


 楽器の演奏にも人柄が出るように、心の動きもまた音色に表れやすい。


 人が作ったものを人が奏でるのだから当然だが、それを聞き分けられるようになるには時間と訓練がいる。


 何も知らない人が聞いたらただ上手いだけの演奏でも、耳を肥やし腕を磨いた巧者であれば、奏者の言葉に出さない中身までわかってしまうものだ。


「……もういい」


「は、いえ、しかし。先生の貴重なお時間をもらってレッスンを受けているのです。始めたばかりなので、もう少し」


「いつもより音が乱れている。聞くに耐えないほどではないにせよ、君が普段弾いている音色はほとんど聞こえない。疲労がたまっているんだろう? 腕に力が入っていない。金策に走るのもいいが、体調を考慮することも忘れないように」


「……ご迷惑をおかけしました」


「今日は一日、休みなさい。ピアノも、運指の確認くらいで収めたほうがいい。今の君に必要なのは休息だ。いいね?」


「はい……ありがとうございます」


 誤魔化せるつもりでいた自分が恥ずかしい。


 音楽大学に通い続けるには、特待生制度や奨学金制度だけでは足りない。


 自力でお金を稼がなければならず、短期間で高額な給料をもらえるのは力仕事ばかりだった。


 耳が悪くなりそうで避けていたが、パチンコ屋のアルバイトを始めたのが原因だ。今日のように筋肉痛で腕が震えてしまうし、何より騒音で耳がおかしくなりそうだ。


 他の同期はみんな、裕福な家の出が多い。俺のように、一着しかない礼服を着回して、シャツとジーパンだけで毎日過ごすような者はいない。


 使える補助金などを全て費やして、レッスン以外の空き時間をすべてアルバイトに費やして、ようやく大学にしがみつくことができているだけ。


 今はまだ首席の座を守っているが、こんな生活を続けていればいずれ成績は悪化するだろう。


 持って生まれた才能と、人より重ねてきた努力を持っているのは、同期みんながそうなのだから。


「先生は休みが必要だと言ったが、休んでばかりだとすぐに//(時間切れ)




 二回目

 お題『勇敢な料理』

 必須要素(無茶ぶり)『1万字以上』

 文字数『985文字』 未完


 タイトル『男らしさとは?』


 男の飯はやっぱりワイルドじゃないと食いごたえがねぇ。


「さぁ、焼けたぞ! 食え!」


「イノシシの丸焼きって……」


「もっとなんとかできたんじゃないですか? ハーブで臭い消しをするとか」


「馬鹿野郎! 男がちまちま料理なんてできるか!」


「野郎も男もあなたしかいませんけど」


 くっ、ああ言えばこう言うガキどもめ。たまたま入った森の中で迷子になってたのを拾ってやったのに、なんて面の皮の厚さだ。


「小うるせぇのはいただけねぇが、見ず知らずのおっさんについてくる度胸は買うぜ! お前ら、男だな!」


「女ですけどー?」


「ついでに姉妹なので、兄弟呼びもやめてくださいね先に言っときますが」


「皆まで言うな。なんだかんだ言いつつイノシシの足にかぶりつく姿、なかなか様になってるぜ?」


『他に食べるものありませんからね』


 おお、見事に声が重なったな。うむうむ、兄弟仲は結構でよろしい!


「見たところまだまだ育ち盛りだろ? どんどん食えよ! あ、俺の分は残しておいてくれよ! 他に獲物はないんだからな!」


「焦らなくても食べれませんってこんな大きさ」


「っていうか、私たちとおじさんが頑張っても、全部は食べられませんよね? 保存食とかにした方が良かったんじゃないですか?」


「宵越しの食料は持たねぇ! それが男の生き様よぉ!」


『わー、バカなんですねー』


 よせやい! 照れるじゃねぇか!


「にしても、お前さんらはどうして森の中へ? 俺は獣害被害が酷いからってんで、近くの村から依頼されてたわけだが、もしかしてその村の人間か?」


「あー、多分そうです。親が怪我を負ってしまって、食料も底をつきかけていたし、何とかしないとと思って」


「一人で抜け出そうとしたお姉ちゃんを私が追いかけて、頼み込んで連れて行ってもらったのに、どこからきたのかわからなくなっちゃったんです」


「なるほど。道に迷ったのに闇雲に動き回って、こんだけ大きなイノシシが歩き回るような奥地まで来たってわけか。やるな!」


「……褒められないことじゃないの?」


「……おじさん基準じゃ、違うんじゃない」


 うんうん! 子どもがヤンチャなのはいいことだ!


「やっぱり子どもは好奇心の塊でないとな! 俺もガキの頃は、大人から近寄るなと言われた鉱山に入って、とちゅうで//(時間切れ)


 たぶんファンタジー設定だと思うんですけど、シチュエーション重視で書いた影響か印象が薄いんですよね。難しい。


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