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103回目 2019/6/26

 ネタが切れるのが先か、体力が切れるのが先か、それとも好奇心が()きるのが先か……それが問題ですね。


 いろんな作品を見ていると、あらすじなどで『練習作』と書いているものがある。


 かくいう私も短編で同じ一文を書いたことがあるので、初投稿の作品や執筆歴の浅さなどの理由で自信がない人が入れやすい傾向にあると思われる。


 ちなみに、私が入れた理由は後者に分類される。面白さに自信がないと『練習作』と書きたくなるのはもはや習性だ。


 さて、いろんな作品を書こうともがいている中、実際『練習作』ってどういう位置づけで挑んでいるのだろう? と自問自答する瞬間があった。


 他の作者はどうか知らないが、『練習作』だからと手を抜くことはほとんどない。むしろ、『練習作』を理由に手を抜けた試しがない。


 いつだって作品に盛り込みたい設定や、試してみたい書き方など、常に模索しながら執筆をしている。確かに『練習』でもあるが、その時点での『全力』でもあるのだ。


 なので正直、『読者様への期待を下げる』効果をのぞけば、書く必要がない一文といえるかもしれない。誤解を恐れず言えば、『自信がないから攻撃しないでね!』の代名詞が『練習作』なのだ。


 そう考えると、『練習作』という言葉の自分に対する意味とは何なのか? という面倒くさい思考に及んだ。いつもの病気ではあるが、お暇があればおつきあい願いたい。


『練習作』という言葉を用いたのならば、相対的に『本番作』ともいうべきものもあるはずだ。


 既存の言葉を用いるのなら、『意欲作』とか『自身最高傑作』とかだろうか? いずれにせよ、『練習作』の反対は『自作の到達点』というイメージがある。


 ただ、その考えでいくと私の作品に『本番作』は生まれないだろう。


 上記の通り『今、書いている作品がその時の全力』なのだから、常に『練習作』であり『本番作』を書いていることになる。


『自作の到達点』とは書いたが、時間が経つごとに新たな価値観や興味関心は広がっていき、『これこそ自分の限界だ!』と思えるような作品ができるとは想像できない。


 私の筆が遅いため、作品として残せる速度は出せないが新たに書きたい題材はすぐにわいてくる。


 そしてその作品に挑むたびに、自分がもてる全力を出したいと思って執筆をするのだ。


 そこに『練習』も『本番』もない。


 とまあ、偉そうなことを書いてはみたが、実力も更新速度も(ともな)っていない私がうそぶいたところで説得力などあるはずもなく。


 結論としては、『説教垂れるよりも早く続き書け』というところに落ち着くのだろう。


 自分で話題を振っておいて自分で答えを出して納得する……これこそ私の悪癖(あくへき)・『自己完結』である。


 今日のところは、体力が切れそうでした。


 体調不良でも書かねばならないので、毎日更新って本当に大変ですね。


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