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1024回目 2022/1/1

 久々に『即興小説』でファンタジーを書いた気がします。投稿を(さかのぼ)ったらそうでもないかもしれませんけど、体感的にはそうです。


 あ、ついでにあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。


 一回目

 お題『明日の失望』

 必須要素(無茶ぶり)『ノリツッコミ』

 文字数『696文字』 未完


 タイトル『真綿で首が締まる戦い』


 まぶたを貫く朝日に何度失望したことだろうか?


「……まだ生きてるのか、俺は」


 今日も今日とて、全身を血と痛みに染めながら目を覚ます。


 大挙として魔獣が侵攻してきてからおよそ二年。


 我が国の国境はいまだ防衛の最前線であり、多くの味方を土に還す死地となっている。


「魔獣どもの動きは?」


「いつもと変わらず、馬鹿みたいに進撃してきますよ。ポロロッカもかくやの逆流に、人の防壁のなんたる脆弱なことか」


「仕方あるまい。いつの時代も人は自然には勝てぬものだ。かといって、克服できぬと諦めて流されるような間抜けでもないがな」


 そうだ、人間はたとえ絶望的な戦いを強いられても、悪あがきを続けて今日まで生きてきたんだ。


 死んでたまるか。死なせてたまるか。


 民を友を家族を、全ての脅威から守るために我々は武装している。


「さて、今日も今日とて死線の上をタップダンスだ。盛大に転んだらせめて笑ってくれよ」


「そりゃあいい。さんざんこき使ってくれた隊長が無様を晒してくれるなんて、どんなサーカスよりも笑える公演になりますよ」


「だろう? ……生き残ったら覚えておけ。今笑ったやつには特別に俺自ら調練をつけてやる。死にたくなければ死んでも生き残れ」


『了解!』


 剣を握り、気休めの盾を持つ。


 砦の上から大地を見れば、大小様々な化け物たちが狂ったように直進し、この砦を破壊しようとしている。


 内側からの増築補強も限界がある。無限に湧き出る魔獣どもを定期的に間引かねば、防護壁とて穴も開くだろう。


「作戦はシンプルだ。とにかく害獣を狩りまくれ! 一体ずつ丁寧に//(時間切れ)




 二回目

 お題『失敗の社会』

 必須要素(無茶ぶり)『義眼』

 文字数『693文字』 未完


 タイトル『不老不死と産業の隙間で』


 人間の機械化。


 とある国で進められた不老不死に至る一つの答えは、最高とは言い難い結果に終わった。


「また義手や義足の値段が上がったって」


「壊れたばっかの義眼も直せないってさ……金がかかりすぎるんだよ、この体」


「かといって、もう肉の体には戻れないくらい、置換手術は終わってるだろ? もう国民の九割は機械化手術を受けてる。テロメアの代わりに、パーツが足りなくていずれジャンクとか、何が不老不死だよ」


 たしかに、老いという死は避けられる状態になったかもしれない。


 しかし、待っていたのは圧倒的な資源不足であった。


 体のほぼ全てを機械で賄い、生活するにあたってすぐに問題になったのが機械化パーツの耐用年数だった。


 この国では試験的な導入もあって、肉体置換用のパーツはこれまで市場に出回っていた量産モデルを採用していた。


 機械義手や義足が珍しくないとはいえ、元々の需要であった四肢欠損のある人間は絶対数が少ない。


 生来のものであれ後天的なものであれ、機械パーツで肉体を補うにあたり、材料の確保と技師の育成は必須であるが、こちらも数はどうしても少なくなる。


 需要がなければ大きな産業にならない。消費者がいなければ、生産者も食い扶持が稼げず腕を錆びつかせるしかできないのだ。


 ゆえに、数の少ない技師が長く己の金を稼ぐ手段として、点検や修理を多くするためわざと劣化が早まるような欠陥を残すことにした。


 改善しようと思えばできた欠陥だが、それを直せばメンテナンスをしなくとも稼働してしまい、ただでさえ少ない稼ぎ口が余計に減ってしまう。


 自分たちの//(時間切れ)


 設定を考えるのにアップアップしたので、ストーリーは全く進みません。たぶん、短編としてはダメな書き方だとは気づいています。


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