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1023回目 2021/12/31

 思い付きで始めて、途中で続けるのを諦めた感じですね。最近そんな完結ばっかりです。


 一回目

 お題『天国の目』

 必須要素(無茶ぶり)『英検』

 文字数『522文字』 完結


 タイトル『当てずっぽう』


「メタトロン、っと」


「何の問題だよそれ?」


「英検」


「嘘だろ?」


 最近の英検は天使の名前も履修科目に入ってんのか?


「だってほら、天国の目とは何? って書いてあるじゃん?」


「……マジだ。どんな問題だよこれ?」


「俺もわからん。で、色々スマホで調べてみたら、天国に関連した目って、メタトロンかなって。ほら、3万以上目があるってよ、この天使」


「ほとんどトンチの域じゃねぇか……英検って、いつの間にこんなグレードアップしたんだ?」


「さぁ? まぁ、予想問題集だから確実とは言えないけど」


「どうする? 本番の試験で『四大天使の名前は?』とか書かれてたら?」


「まっさかー! そんなん出題者が厨二病患者じゃねぇとありえないって!」


「だ、だよなー! 冗談が過ぎたわ!」


 あっはっは! と学校の自習室で大笑いして先生に怒られたのが、つい二週間前のことだ。


「……(マジかよ)」


 そしてこの日、ついでに勉強して臨んだ英検準1級の試験で、俺は目を疑う問題と直面した。


『四大天使の名前を全て答えよ』


 まさか馬鹿な予想が当たるなんて思わなかった。


 それと……いちおうスペルを調べててよかったなとも思った。




 二回目

 お題『頭の中の虫』

 必須要素(無茶ぶり)『文学』

 文字数『590文字』 未完


 タイトル『頭の中の虫の実在』


 頭の中の虫、と聞くと寄生虫を思い浮かべる人が多いだろうか?


 あるいは、そういった妄想の類を連想する人もいるだろう。モルゲロンズ病、あるいは寄生虫妄想と呼ばれる病も存在する。


 とても現実的ではない状態かつ症例だが、そういった事態がいつ起こってもおかしくない世界がある。


 文学の中……つまりは創作物の世界だ。


 空想は快楽に通ずる。それがより新しく、突飛で、かつ面白ければ多くの人が称賛し喝采をあげるだろう。


 だからこそ、あり得ないと思うことがあり得る世界を、空想に込めて形作る。


 絵であれ、音楽であれ、映像であれ、創作には何の制限も境界もないわけだから、ありとあらゆる表現を自由に描くことができる。


 文学とはそのいち手段であり、古くから伝わってきた空想具現手段の遺産である。


 とはいえ、過去は知識を特権階級が独占していた。教養のある人間にしか共有されない美術であり、表現だった。


 ただ、時が経つにつれて誰もが基礎教養の名目で文字を学び、書物を読解する能力を得るに従って、文学の権威は落ちていくことになる。


 何故か? 知識人たちによる独占が崩れ、ブランドを保つことができなくなったからだ。


 誰もが文字を読み、文字を操れるに従って、複雑さを美徳とした文学表現はただ難解なものに成り下がった。


 多くの人がわかりやすさ、単純さを求めていき、//(時間切れ)


 これも調べるのに少し時間がかかって文字数少なめですが、『頭の中』に『虫』ってリアルであり得ると知って少し気持ち悪くなりました。


 あ、ついでに今年の投稿もたぶん終わりですね。いちおう挨拶をば。


 たぶんここしか投稿しませんでしたが、お付き合いいただいた皆様には今年もお世話になりました。来年はちゃんとした長編や短編を書いて、もうちょっと活動的になりたいとだけ抱負を残しておきます。


 では、よいお年を~。


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