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2話「生理的に無理なんでお引き取りお願いします」

補足ですが

『攻撃アップ』『攻撃ダウン』というのは能力あります

能力は常時発動しております、デバフなどの状態異常攻撃を受けた場合は一定になります


『空間破壊』『嘘認識』等はスキルです

好きな時に使えます




俺は泉の横で腰を下ろし馬車が来るのを待っているのだが


…………馬車が来ない!………

誰だよ待ってれば来るって考えたやつ、頭湧いてんじゃねぇの

もう待てない…よし、行くか


俺はそっと腰を持ち上げる

そしてあくびをしようとした時かすかにだが車輪が地面と擦れる音が聞こえる

俺はその音のした方を向くと馬車が此方にむかっね来るのが見える


「噂をすればなんとやら……か」


そして俺はその違和感に気付く

馬車の様子がおかしいのだ、凄いスピードで此方に来ていて

馬に乗った人数人が馬車を後ろから追いかけている


「これは異世界転移のテンプレパターンですかね…とっそうそう、今のサブ職業何にしてたんだっけ」

そう思うと、スッと頭の中に今のサブ職業が思い出せる


【〈皇帝エンペラー〉〈隠者ハーマット〉〈天秤スカーオ〉〈覇者チャンピオン〉〈世界ワールド〉】


お、隠者ハーマット入れてるのか

隠者は『存在隠し』『不意打ち』『奇襲』というスキルが付く、これは結構先頭で役に立つのだ


ってあれ?ついセカンドワールドの格好でいたからこんな事をしたけど

この世界でもサブ職業や技、能力、スキルが使えるのか

使えるのか………これでもセカンドワールドのトッププレイヤーだからな異世界でも通用するはずだ

しかし自信という物は怖いという事を良き狩友から散々言われたからなぁ

油断大敵 油断はしないようにしよう


うん、天秤スカーオは『嘘認識』『価値比べ』というスキルが付くのだが

戦闘には向いてないかな


じゃあ天秤スカーオ崩壊クラープスにするか

崩壊クラープスは『地形変化』『空間破壊』『歪み』というスキルがが使えるようになる


戦闘にはまぁ微妙に使えそうかなという感じだ

ということで、こうなりました


【〈皇帝エンペラー〉〈隠者ハーマット〉〈崩壊クラープス〉〈覇者チャンピオン〉〈世界ワールド〉】


もう覇者と世界は抜けないな

理由?強いから


皇帝エンペラーは最初に選んだサブ職業だからな、抜けないんだよ

馴染み深い、あの『リーダー格』『等総力超絶アップ』『偽善者』のスキルと能力は結構使えたりするからいいけどな、


と、サブ職業をを色々してるうちに馬車が結構お近づきになってるな

うーん止まってくれなさそうだし、飛び移るか


馬車が物凄いスピードで此方に近づいて来る

そして俺の目の前を通り過ぎようとした所で中に入る


ズン


ふぅ、成功


そして俺は馬車の上でそのまま馬車の後ろへジャンプした

馬車の後ろには馬に乗っかった赤色のバンダナをして短剣を持っている

顔が明らかに下衆な男が数人いるところへ、腰にかけてあった、【《堕天》神殺し】という日本刀ぐらいの長さの黒と赤と銀で飾られた剣を取り出し先頭にいる男の首を空中で斬る。


男は糸が切れた人形みたいに馬から落ちた


地面に着地しようとした所で

盗賊の1人が弓を俺に向けて放ったが俺は矢をギリギリの所で躱した

俺が躱した矢はさっき俺が飛び降りた馬車の馬の首に辺り一頭が倒れそれに巻き込まれながら

一緒に引いていたもう一頭が倒れる


あ、やべ

面倒後にならなければいいなぁ

それにしても、人を殺しても何も感じなかった

どういうことなん……………あ

俺、初期設定で種族を堕天使にしてたんだった、堕天使の公式設定が殺しても何も感じない

神殺しをして地に落とされた天使という設定なんだっけ


「まさか、女だったとはな、ヘヘッおい!お前ら!まずこの女を生け捕りにするぞ」

「ヘヘヘッ捕まえたら俺が先に味見してやるぜ」


俺が色々思考してるうちに

盗賊と対面してた……おれの後ろには倒れた馬車がある

てか此奴らキモッ


「生理的に無理なんでお引き取りお願いします」


俺は無意識にそんな事を言っていた


「此奴ッ!そんな事を聞けねえようにたっぷり強調してやるぜ!」


盗賊の男は数人で此方に走ってくる


キモッ!!いや、割とマジでこっちくんな

クソッとまらねぇなら知らねぇぞ!


「龍斬り《壊》!」


俺はセカンドワールドで良く使っていた

前方に高威力の薙ぎ払いをする技を使う


シュッ!………ブシュァァアアア


男は全員上半身と下半身が真っ二つになり倒れる

俺は盗賊をあっさり殺した後馬車の中 方を見る


あぁ、馬をダメにしちゃった事怒るかなぁ


「女性の騎士様助けていただきありがとうございます!」


馬車を運転していた青年が近づいてきて全力で頭を下げてくる

それに女性と間違えられている、これは仕方ないのか


「え?……あ、はい………あの」

「なんでしょうか」

「馬をダメにしちゃったのを怒ってないんですか?」

「そんな、滅相も無い、助けていただいただけで、十分です。自分は奴隷商人をしています、ラッテと申します」

「旅をしています、紅麗亜と言います」

「クレア殿ですね、その…お礼とは言ってはなんですが、奴隷を、この子を貰ってください」


青年が少し痩せた青色の髪で茶色の目をした少女を前に出す

年は14ぐらいだろうか

身なりもしっかりしていて髪も綺麗だ

奴隷と聞いて抱いた印象は薄汚い印象だったのだが

どうやらこの青年の奴隷達はみんな清潔にしているようだった


「いいのですか?」

「はい、助けていただいて、お礼もできないなんて人間の恥ですから。この子はチカと言います」

「そうか、ありがたく貰うとします。チカちゃん、よろしくね?」

「………コクコク(首を縦に振る)」

「それでは、一様、大きな街はこの少し先にありますから歩いて行きますか」

「俺も同行します」

「随分、男じみた喋りかたなんですね」


ここで男って言ったら楽なんだろうけど

男って言ったら色々面倒だしなぁ


ぁぁぁぁぁぁあ

勢いで奴隷を貰っちゃったけど

どいう風に接したらいいんだろう




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