【第7章:奈落への招待状】
第6章をお読みいただきありがとうございます。
4人に貪られ、限界を迎えるりく。
そこへ、ついに残りの主たち――そして長男エダンが現れます。
「今夜はまだ、始まったばかりだ」
8人全員に囲まれる、逃げ場のない「共有」の時間。
少女の心が、ついに壊れ始める第7章。どうぞ、最後まで見届けてください。
熱い吐息と牙の感触、そして絶え間なく押し寄せる快感の波。
「もう、壊れちゃう……お願い、止めて……」
扉が重々しく開き、冷たい空気が流れ込んできた。
「……随分と楽しそうじゃないか。僕たちをのけ者にして」
現れたのは、ルカ、テオ、ノア。そして中央には絶対的な威圧感を放つエダンが立っていた。
「ハル、カイ、レン、シオン。……十分堪能しただろう。代われ」
エダンの低い声に、4人は名残惜しそうに離れる。
「っ、はぁ……はぁ……」
次に彼女を抱き上げたのは、意外にも一番優しげな顔をしたノアだった。
「かわいそうに、りく。こんなにボロボロにされて……」
ノアはそっとりくを抱き寄せ、冷え切った彼女の頬を撫でる。その温もりに縋り付こうとした瞬間――。
「大丈夫だよ。……僕たちが、君の最後の記憶まで全部、飲み干してあげるからね」
ノアの慈愛に満ちた声とは裏腹に、エダンの手が、りくの髪を乱暴に掴んで仰け反らせた。
「泣くな、りく。……今夜はまだ、始まったばかりだ」
終わりのない夜。8人のヴァンパイアに囲まれたベッドは、彼女にとって唯一の世界になってしまった。
第7章をお読みいただきありがとうございました。
ついに8人全員が揃ってしまいました。
ノアの優しい言葉の裏にある狂気、そしてエダンの絶対的な支配。
8人の愛に包囲されたベッドの上で、りくの意識は白く塗りつぶされていきます。
次回、第8章。
絶望の極致で、事態は思わぬ方向へ。
騎士・シオンが、とんでもない行動に出ます……!
「8人の迫力がすごい」「ノアの優しさが逆に怖い」と思ってくださった方は、ぜひ下の【☆☆☆☆☆】やブックマークで応援をいただけると、更新の大きな励みになります!




