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【第16章:永遠に続く箱庭の輪舞曲(ロンド)】

第15章をお読みいただきありがとうございます。

ついに最終章となります。

1章からここまで、りくの過酷な運命を見守ってくださり、本当にありがとうございました。

8人の主たちに囚われた彼女が、最後に行き着いた「答え」を、どうぞその目で見届けてください。

広間の巨大な天蓋ベッド。そこは8人のヴァンパイアとりくを繋ぎ止める「聖域」だった。

「逃げないで、りく。……もっと、僕たちの毒が欲しいって、体が震えてる」

24時間、絶え間なく8人の誰かが彼女に触れ、血を啜り、甘い毒を流し込み続ける。

りくの脳内はドロドロに溶け、もはや「逃げたい」という言葉の意味さえ消え去っていた。

「……ねえ、りく。幸せだろう? ここには、君を傷つける外の世界なんて、もう何もないんだから」

ノアが弾く夜想曲。レンが描く絶望。シオンの鉄のような独占欲。

彼女は潤んだ瞳で「愛という名の怪物」たちを見上げ、涙を流した。

扉の向こうの自由よりも、自分を貫く彼らの牙の方が、ずっと温かくて確かなものに思えてしまったから――。

朝も夜も、昨日も明日もない、狂った箱庭。

そこで繰り広げられる吸血の輪舞曲は、りくの命が尽きるその瞬間まで、決して終わることはない。

――完――

本作、これにて完結となります。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございま

もし少しでも「この物語が心に残った」と思ってくださったなら、最後に下の【☆☆☆☆☆】やブックマークで応援をいただけると、これ以上の幸せはありません。

本当にありがとうございました!

また次の物語でお会いしましょう。

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