第3話 おい、やめろ!それだけは絶対嫌だ!
はいどうも
1、2話の内容、設定を少し変えましたので最初から読むことをおすすめいたします
まあ全部読んでも、10分もかからないし良いですよね?では
「佐藤 真央?」
「ああ。そうだ。画面に映しておいたぞ」
「ガメン?」
「画面はこの材質が違うとこだ」
耳からスマホを話すとスマホに、謎の文字が出ていた。
そこに書いているのが私の名前らしい。
まあ、とりあえず名前は手に入ったし、もうちょっと街を散策しても良いかもしれない。
「真央は…その…、お腹は空かない…のか…?」
なんか妙に歯切れが悪いな…。
この名前に何か意味が隠されているのか?
「まあ、空いてはいるかもしれない。ちなみにお前のことはなんて呼べば?」
「えっと…、俺の名前は山田 優人だ。優人って…呼んでくれ…!画面に映したぞ」
それもまた、スマホに書いてある。
便利なものだなぁ。
「ところで何で私この名前?」
「ああ…!俺の初恋の相手と同じ名前でドキドキできるかなってー
「川に捨てるぞテメーッ!!!」
「ギャー!やめて下さいやめて下さい!!!変えます変えます!!!」
私が川に投げようとすると、必死に止められた。
さて、今度はしっかりと名前を決めて貰おうかな。
「えーとじゃあ…、五十嵐 静!」
「…ちなみになぜ?」
「元カノと同じ名まー
「破壊ッ!!!」
「ギャー分かった分かった変える変える割らないで本気でマジで!!!!!」
「ほらじゃあ早く!」
「えーと、じゃあ白虎 護!かっこいいでしょ?いいでしょ?はい決定!!」
スマホの画面にそれが映し出される。
確かにかっこいい…!
でも、なんか男っぽく感じてしまうのは気のせいだろうか?
それにしてもかっこいい!!
「お前の髪の毛白いし、虎の精霊で剣を護ってたんだろ?それにあった良い名前だろ?」
「……っ!…、……ッッッッ!!…っ分かった!これにしよう…!」
苦渋の決断により名前が決まった。
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私はマクドナルドなる飲食店に来ていた。
なんとこのスマホというもので、電子決済なるものができるのだ!
かざすだけで買い物ができるのか…!
人間の姿になり、人間の村に繰り出したときは、金貨沢山担いで買い物したものだ…。
ここではハンバーガーを食べる。
あっちの世界にもある食べ物だ。
「これ俺があっちの世界に伝えたんだぜ!すごいだろ!ついでに、俺捨ててたら買い物もできなかったんだぜ?捨てなくて良かったな!」
「…」
そんなことを優人は言い出した。
なんか、鼻につくなコイツ!
人間になるのも、洞窟から出るのもほとんどしなかったから、千里眼でよく洞窟の外を覗いていた。
覗いているだけだったから、ハンバーガーは食べたことがなかった。
果たして、そのお味は…
「パクッ!…っ!なんだこれうっまぁー♡」
店内に響き渡り、周りの視線がこっちに向いている。
「ごめんなさい…!」
はっずー!なんだこれはっずー!
耳まで熱いよー!
恥ずかしい思いすることがほとんどなかったから、めちゃくちゃ恥ずかしい!
優人も笑い堪えてるし!
くっそー!
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「そもそも食事をしたのはいつぶりだろー?500年はしてないなー」
食べ終わったので外に出た。
食事しなくても精霊は死なないからなー。
優人は充電が切れそうとか言ってったが意味が分からないので無視した。
でも、それ以降何も喋んないのはなぜなんだろ?
ザワッ…
「!?」
何だ今の…。
胸のざわめきが、嫌な予感がする"気がする"!!
まだまだ拙い文章ですけどぜひみてみてください
さよなら