眼(がん)の眼の秘密 5
前作読み直しました。
短すぎました。反省します。
もうちょっと!もうちょっとだけ長くするようにします!
「まぁーアンタが本気出すって言った時から結果は知ってたけどねー」ネコヤマは呑気そうにボヤく。
「いやいや、そうでも無いさ。あの後が大変だったんだから」
試合終了後
「おい、見たか?あいつの動き、黒じゃなかったのかよ!」
「間違いない、俺は見た。あいつは赫眼だった!!」
その日のうちに試合に出場した人全員が眼の認識を改めた。
「やばいな、本気になりすぎた...まぁ、良いか、あまり使いたくないんだが...『複製眼』」その時の眼の眼は『無色透明』だった。白では無い、メタい話、アニメとかでは表現出来ない、ー人間が今だ生み出したことの無いー不思議な色をしていた。
「記憶消去」と眼がつぶやいたその後、眼の眼に関することを覚えている人間は元々知っていた者のみとなった。
「しっかし、本当にチートよねあんたのその眼」
「チートとは失敬な、この眼のせいで苦労していることの方が多い、」
「でもチートじゃない。見た人の眼と能力を丸々コピーできるなんて。」
「うぬぬぬ、まぁ、でも、うん。チートだね、最低限負けることはないからね」
「はぁー私の回復術じゃどんだけ頑張っても攻撃できないものねーアンタが片目で私のを使った方がよっぽど強いわーだってアンタ片目ー」その先は俺が口を塞いだ。ネコヤマが顔を赤くしたような気がしたが気のせいにしておく。
「貴方強かったのね。見直したわ。でもまさか、ただの黒眼に負けるとはねー。でもなんでか負けた瞬間を覚えていないのよ。なんか裏がありそうー」
相変わらずのエロフっぷりだが今日は制服だ。ニヤケているとネコヤマにどつかれた。
「まぁね、裏はあるけど言う訳にはいかないね。不正ではないよ、もっとも、ほかの人たちはそれを疑っているらしいけど。それはそうと今日は何の用だい?」
「学校長が呼んでたのよ赫黒 眼を読んでこい!ってね」
学校長?嫌な予感がするが、、、
「わかった。行こう。いつ行けばいいのかな?」
「そうね、できるだけ早い方がいいんじゃない?」
気は重いが行かない訳にはいかない。話が一気に進みそうだ。