黒い眼の 3
今回ちょっと内容のわりに文字数短いので読みごたえがありません。土下座
受験終わったらもうちょいましな文章書きます。
なので受験終わるまで休ませてください...
って!三話目に何言うとんねーん!
気が向けば続きます。批評、アンチのほうよろしくお願いします。
キィィィン――
耳鳴りのような音の後、摩擦で黒ずんだ痕と倒れた生徒たちの先には“黒い眼”の眼が立っていた。
「いったい何が起こった!」生徒の一人が吠える。
「まぁ、黒でもやればできるってことかな?」俺はニコッと笑って微笑んでみた。
「コケにしおってぇ!」茶―黒に次ぐ雑魚―が重そうな足取りで俺に切りかかる。
「遅いよ」茶色は倒れていた。
パチパチパチ
不意に乾いた拍手の音がした。振り向くと目の前にエッチな...きれいな女生徒がいた。
戦乙女姿のエルフ...眼の色は―
俺は反射的に後ろに飛びのき、距離をとった。そしてそれは正解だったといえる。
瞬きする間もなく、目の前には渓谷ができていた。―おいおい、序盤で出していい出力じゃねぇって。
「危ないな!赫眼!」俺は思わず叫ぶ。
「へえ、これを避けますか。失礼、品定めがてらの挨拶です。これをその速度でよけられる...しかも目の色は黒、ですか。失礼ながらあなたのお名前を聞いても?」
―なんなんだこの女は...「...赫黒 眼だ。」
「そうですか、覚えておきます。生涯、≪英雄≫を倒したと自己紹介したいのでっ―!」
―条件確認、条件達成を報告
「あぶねっ」俺は寸前のところでよけた。ほぼ同時に頭に激しい頭痛がやってきた。
ぐぁあ―
「いたぞ!英雄候補だ。なんて姿だ。まるで悪魔じゃないか。いや≪英雄≫は...」
なんだこれは。知らない。なんでだ?知りたくない。
そんな俺の思考むなしく、頭の中に映像が流れる。頭はずっと痛いままだ。
「ねえお母さん、どうして血が流れているの?あの人たちは何で倒れたの?どうしておうちが燃えているの?...どうして、お母さんは魔力をためてるの?」
「それはね、がんちゃん...」
―あなたを守るためよ
条件達成を報告。封印を一段階開放を許可。
「なんだか、懐かしい。」
次の瞬間、俺は赫眼だった。