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赫と黒と眼の  作者: みけ
1章 黒の魔眼
1/5

黒の a-1

大丈夫。ー違う

あなたは悪くないわ。ー僕は悪くない

私が全部良くしてあげるーあいつらだ

これが私があなたにしてあげられる最後の...ー

ーアイツらが全部...

愛しているわ、がんちゃんー

自動制御(オートロック)システム作動』


眼...眼!...

「眼!!起きなさいよ!もう起床の時間よ!!全く、いつまで寝てるのよだからいつまでも黒(無能)なのよ!」


...変な夢だったな。

「黒って言うなよ、ネコヤマ。黒が入ってるけど赫(一等級)も入ってるだろって」

俺、赫黒眼(あかくろがん)は困っていた。この奇妙な光景(美少女が起こしに来る)に。

そりゃ、俺だって人並みに男だ。嬉しくないわけじゃない。

でもな...

「この寮の起床時間朝7時半なんだよ!!!」ー時計は12時、昼のではなく夜の。俺が昨日、、、いや今日いやさっき布団に入ったのも12時。つまり数分も寝ていない。

「だーから早く寝なさいって言ってるじゃないの!!」

「お前の場合は!昨日の3時!授業中から寝てるだろうが!!あと!!男子寮に許可なく入るな!!寮監にこの前怒られたばっかりだろ!!とにかく俺は寝る!!お前は部屋に帰れ!!」と、目が合ったのはネコヤマではなかった。

「赫黒...何時だと思ってる!!就寝時間はすぎたぞ!!これだから筋金入りの無能は...」

先程ネコヤマと話していた時はオッドアイだった目は両目黒色に変わっていた。

「あの...寮監...ネコヤマは...」

「低俗な無能が!!緑眼・ミドリ=ネコヤマ呼び捨てにするとはな!!まぁ、ネコヤマもネコヤマでルールを守れんという面では同じ低俗か、、、やつは寮に戻らせた。まぁいい。どの道お前ら2人とも次の学力考査-20点」

お分かりだと思うが、この人が寮監。ネクロ=デアリ。かなり横暴で黒、すなわち無能のことを忌み嫌っている。

「寮監!それはあまりにも!」

「口ごたぇするなぁ無能がァ!!」

「ぐふっ」"この眼だと"重い一撃を受けてその場に倒れる。

「フン!雑魚で低俗な無能が!」

こうして考えつく限り最悪の眠り方で1日を終わらした。



「パンパカパーン!!サーテ!眼が寝ている間に俺がこの世界の序列とさっき出てきた学力考査の話をしよう!!俺が誰かって?まぁそんな話は後回しさ!!

この世界には

蒼/準一等級

淡蒼/二等級

白(黄)/3等級

緑/4等級

紫/5等級

茶/6等級

となっている眼色(がんしょく)が定められているんだ!

そして数万人にひとりと言われている最弱の称号。これが黒だ!!

黒は一般的に無能と言われる。職にもつけず、明日の飯を食べるのも難しい。国は国で、上の人間が腐っているからなんにもしてくれない。そんな可哀想な眼なんだ!

そしてその反対。国の最も重宝する眼の色。それがー

赫/一等級だ。

まぁそれ以外にも多色の特等級もあるけどそれは今は関係ないね!!

さてここで学力考査についての話題に変わるよ!!

学力考査とは、年に3回行われる賞金付きのテスト会!!

1位から10位まで振り分けで賞金が貰えるよ!もちろん参加費は必須!!参加は強制!!基本的には"君たち"の世界のテストと同じだよ!!おっと、、、減点についての話をする前に禁句を言っちゃった。また今度説明するよ!またねーー!!!」


また変な夢だ。

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