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出会い

処女作品なので変なところあります。ご了承ください。



















長生きしたいか、それとも今すぐ死にたいのか。





大体の人は長生きしたいというのではないだろうか?



でも、俺はそのどっちにもつかない。




別に死にたいとは思わないが死んでも別に悲しいなとは思うが



死ぬこと自体が怖いとか不老不死になりたいなんて思わない。




それは生まれたからには絶対に来ることでそれは逃れられないことだから。




でも、俺が思うに年老いて誰かに介護してもらって生かしてもらうのは嫌だと思う。


それと、時代に追いつけなくなった時、あぁ俺ももう年老いたと感じたら俺は辛くなっちまう。


だから30代〜40代くらいで死ぬ気で今日も生きてる。



だって老後のこと考えなくていいってそんなの楽じゃん。


死にたくないって思うほど幸せになったらこんな性格変わるのかなってこんなこと考えながら今日も大学から帰宅する。




今日も平凡な一日のまま帰宅する予定だったんだ。



そう、いつも通り何もない平凡のまま……





俺はボロアパートの一人暮らしだ。


家の近くにゴミ捨て場がある。


あぁ、そういえば明日ゴミの日だと思ってふと見たら、




めっちゃくちゃ巨乳の可愛い女性がホームレスのように段ボールで家を作って拾ってもらえるように座って待っているかのように見えた。



関わってはいけないと思いすぐに目を逸らしたが、



「そこのあなた!今目があったよね!やっぱり女の子を一人でいたら危ない。俺が助けないと!っておもったでしょ?」



「いや、何やってんだろって思っただけだ。別に俺はあんたと関係ないし。」




「ぐっ…痛いとこつくわね。その、あたしこの世界の人じゃないの。

転生してここに飛ばされたの。知り合いもいないし、お金もないから衣食住が何も揃ってない。……奴隷にもなんでもなります。なんでもします。どうか持って帰ってください。」




普通なら危ない奴だって無視して歩くだろう。でも、俺はこの世に期待もしてない。


そういう奴はたいていもう、どうにでもなれ精神だ。


俺のこの何もない世界に少しでも面白い事が起こるなら。


生きたいって思えるのかもしれないと思って連れて帰ろうなんて思った俺は、まだこの世界に期待しているのかもな。



別に異世界から来たとか関係ない。こんな変な奴中々いない。度胸もある。



「いいぞ。そのかわり家の掃除とか飯とか交代制だからな。

   ヒモになったらいつでも追い出すからな。」




俺と素性のわからない自称転生女との同居生活がこうして始まろうとしていた。

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