ATC・・・? その2
前回のつづき
この日、初めて、着陸に挑戦した。・・・実際はほとんど、隣で操作してもらっていたといった方がよい。この日、初めてフライトログに着陸回数を記載することになった。
飛行後、飛行課(といっても誰もいない)に行って、AIM-Jを読み始める・・・。
飛行課長の榎本さんがやってきた・・・。
『学科はどこかで習っているの?』
との問いに、
『いいえ』
と答えたところ、やっぱり・・・という感じに顔をしかめた。
『飛行機にはラダー、エルロン、ピッチという操縦翼面control surfaceがあります・・・・・』
ここで初めて、ラダー、エルロン、ピッチ(イング)という三舵について説明を受けた。
その説明後、航空法の勉強が必要であることを聞いたが、教材の購入方法も知らなかったので、
『どこで売っているのですか?』
といってしまって、また顔をしかめられてしまった。
『発注しておいとく』
と少々呆れぎみにいわれてしまう。
その後、さらっと
『エアラインに就職できたんで、ここはやめます』
と伝えてきた。
『・・・えー!!』
その後、学科の勉強方法としてAIM-Jを書きとりながら内容を覚えていくように言ったのち、事務所に戻って行かれた・・・。
鹿児島航空では学科は教えてくれないらしい・・・。
ネットで調べると、
飛行機の無線は別の資格が必要らしい。昔やっていたアマチュア無線と同じく、航空無線通信士の資格が必要らしい・・・。どこか教えてくれるところはないものか・・・。ネットを検索を続けるのだった・・・。
学科に無線。飛行以外にも覚えることがたくさんあることをようやく理解し始めたところ・・・。