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イエスの文章解読その1
「あなたがたの救われたのは、実に、恵みにより、信仰によるのである。それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である。決して行いによるのではない。それは誰も誇ることがないためなのである」
この文章をキリスト教徒は信仰により救われ、行いでは救われないと解釈していますが、それは違います。
行いによるのではないは信仰が神から出たものを補足するものであって、信仰により救われるを補足するものではありません。
つまり、信仰は行いからは生まれないを主張するのがこの文章なのです。行いにより救われないを主張するものではありません。
もし、仮に信仰により救われ、行いにより救われないを主張するなら「それは、あなたがた自身から出たものではなく、神の賜物である」という間の文章はいらなかったはずです。それを主張するならここの文は削るべきです。
まあイエスももうちょっとちゃんと発言するべきでしたね。信仰と行いによるが分かりやすいでしょうし。
この文章は誤解を招きやすい。
難しいですが、私なりに頑張って解釈してみました。




