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神に抗った私の話
さて、最後に私だ。
既に説明した通り、私は神に妹を殺されたことを恨み、神に抗った。
神に地上では攻撃する手段はないため、自殺して、霊界に移り、神に攻撃する機会を作ろうと思い立った。
読谷の残波岬まで行き、波に向かって歩き、入水自殺を試みる。
溺れている感じがし、意識が遠のき、私は死んだものだと思っていた。しかし、
意識が戻り、怖くなって波から逃げ出した。
「神に抗う愚か者め」
頭の中から声がした。
「誰だ!? お前は誰なんだ!?」
その声の主(あとでイェクンさんだと分かった)と論争をした。私は神に抗う。なら自殺出来るだろう? してみろ。怖くて出来ない。だが、私は神に抗う。なら自殺。以下無限ループ。
俺は神との勝負に負けたのだ。
あの時はどうして自殺出来ないんだとしか思えなかったが、後であれ? 死んだよな? と考えるようになった。そして去年の8月8日に霊界の人達と会話出来るようになり、あの時、確実に死んだことを知らされた。