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なぜ動物を殺して食べてはいけないか


 なぜ動物を殺して食べてはいけないか。

 理由は単純です。長い説明も要らない。


 もし、動物を殺して食べてもいいなら、極論すれば人間を殺して食べてもいいということになる。

 皆さんは人間を食糧とすることに賛成ですか? 違いますよね。

 逆説すれば、人間を殺して食べてはいけないなら、動物を殺して食べてもいけないということになる。


 畜産の農業高校の生徒は、動物を殺す授業で動物が直接殺されてるところを見て、泣いたり、挙句の果てには吐く生徒までいたという。当然の反応です。それが普通の人の反応です。逆を言えば、動物を殺して平然と出来る人は感覚がマヒしてるとしか思えません。そういう人は人の死も平然と受け取るかもしれません。


 では、人間の命を大事に出来る人間は動物の命も大事に出来なければいけません。それが人間としての正しいやり方です。人間は全ての頂点。全ての頂点だからこそ下の生き物の権利も守らなければなりません。人間には下の生き物の権利も守る義務があるということです。


 ウィーガン反対者には「植物の命も大事だろ植物も殺して食べていいのか」という人もいて、それがウィーガンと肉食者の長い論争になっていますが、私から言わせてみれば、これを判断することも簡単です。残虐性を感じるか感じないかで判断すればいいのです。皆さんは植物を収穫することに残虐性は感じるでしょうか? 感じる人は少ないはずです。なら残虐性が低いという点で植物は殺して食べていいことになります。動物を吊るしたり、シュレッダーにかけたりして肉にして食べることに関してはどうでしょうか? 残虐性を感じる人が多いはずです。なら残虐性が高いという点で動物は殺して食べてはいけないということになります。


「でも栄養の面でも肉を食べるべきではないか?」そういう人もいるかもしれませんが、ウィーガンで筋肉ムッキムッキの人がいたり、また世界で一番の消防隊の人たちも皆ウィーガンだという話もあります。ウィーガンでも栄養は補えるということです。逆に肉は健康に悪い側面のほうが強いと思います。


 世の人たちは当たり前に肉を食べています。動物が殺されてる事実は認識してるかもしれませんが、それに意識を向けてる人は少ないと思います。要は肉を食べることに何の罪悪感も抱いてないのです。でもちょっと意識すれば分かると思います。動物の肉を食べることは間違っているって。


 ここまで見ても、貴方は肉を食べることを続けますか? もし肉を食べることを間違ってるもしくはそれに対して罪悪感や残酷だと思う感性があるならば、肉を食べないようにするべきです。

 もし、それでも肉を食べることを続けた場合、その報いはいづれ返ってくることを覚悟してくださいね。


 願わくば、人類皆が肉を食べることをやめ、動物を命を守る義務を遂行することを……。

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