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ウィーガン反対者の主張への反論その6

<ウィーガン反対者の主張>

動物虐待の根幹は資本主義にある

ヴィーガンが成功して、豊かな国ではだれもがヴィーガンの食事法をとるようになったとする。何が起きるだろうか? 食肉産業は破滅するだろうが、他の産業や資本主義は依然として続くのであり、みんながその他の搾取や虐待は続く。

まずPeter氏は重要な前提として、動物をひどく扱っているのは資本主義であると指摘します。


多くのヴィーガンが、出荷する酪農家や、精肉工場、スーパーマーケット、ステーキ屋に対して抗議活動をしているわけです。




そんなことは枝葉であって、意味ないよ、と言います。

食肉の生産はたしかに残酷だが、それは搾取にたいしてもっとも心なく、感情を抱かない「市場の論理」が行使している。たしかに精肉業界の労働者はサディズムの傾向があるが、これはマシンとして行動しなければならない人間の必然的な心理的反応である。

私は以前、2chで屠殺場で働く人のスレを見たことがありますが、ひどく精神的に参っているようでした。彼らを責めることにまったく意味がありません。彼らもまた、苦しむ労働者に過ぎないからです。

イデオロギーとして、ヴィーガニズムは資本主義と環境を理解することに失敗している。動物や地球を守るためには、資本主義が廃止されなければならない。消費者の選択的サボタージュによるあいまいな力を強調することは、資本主義と環境破壊に対する戦いを妨害することになる。

結局、資本主義をなんとかしない限りは動物への虐待はどうにもならないということです。


これは自然な考え方です。だって、労働者が虐待されていますから。人間が同じ人間に虐待されているのに、動物が人間に虐待されないことはないでしょう。


なので、Peter氏は「ヴィーガンが肉食家の環境活動家はありえないという嘘を広めることは、資本主義の環境活動家はありえないという真実を抑圧する」と主張します。


動物の権利を守るのであれば、明らかに、まず同じ人間の同権を実現することから始めなければならないでしょう。


<私の反論>

 確かに、ウィーガンの人たちは同じ人間を否定しがちではある。しかし、それは動物への愛情から来るものであるから、一概に否定できる感情ではない。

”動物の権利を守るのであれば、明らかに、まず同じ人間の同権を実現することから始めなければならないでしょう。”

 はい、最強なのは動物の権利も人間の権利も両方守ろうということですね!

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