ウィーガン反対者の主張への反論その4
<ウィーガン反対者の主張>
”「肉を食べない」ボイコットはまったく無意味である
ヴィーガンは肉を食べなかったり、動物実験を行う化粧品などを用いなかったりするのですが、それだけではまったく効果がないというのがPeter氏の主張です。
政治戦略としてヴィーガニズムは効果的だろうか。(驚くべきことに、ヴィーガンがこの質問を自らに問いかけるのをほとんど聴いたことがない)。ボイコットでは業界を潰すことはできない。努力が効果をもたらす部分的勝利すら私は知らない。
「肉を食べることはやめる」ことはほとんど普及しようがない。
もっとも成功した例は南アフリカのシェルオイルである。このキャンペーンでは、人々に石油消費を抑える必要がないことに注意すべきだ。
日本ではあまりないことですが、先進国ではヴィーガン向けの食品が多く存在します。ヴィーガンはそれらを喜んで消費しています。
ヴィーガンはヴィーガン向けの食品を消費し、市場を拡大することによって肉食を減らすことができると考えているようです。しかし、肉の消費量は減りません。
ヴィーガンとなることは今日では簡単である。資本主義があなたの望みを満たすから。しかし工場で閉じ込められた動物たちが殺される数は減っていない。
ボイコットとしてのヴィーガニズムはうまくいかない。資本主義では、需要の低下は価格を低下させ、消費量は増大する。ここ十年あまりでヴィーガンは爆発的に増大したが、肉の総消費量は減っていないし、実のところ上昇している。
結局、市場原理は肉の需要が下がれば安く供給するだけですので……。”
<私の反論>
なるほど、これに関しては反論出来ません。ですが、それでもウィーガンは菜食を徹底すべきです。動物の命を軽んじる犯罪者のような愚か人間がいる限り肉食はなくならないでしょうね。