真の宗教とは?
エホバの証人の本でこういう例えが書かれていました。
真の宗教を見極めるためには真の宗教のみを勉強すればよい。偽物の宗教について知る必要がない。貴方は本物と偽札を見分けるために、わざわざ偽札を全て記憶するでしょうか? 本物を知れば、偽札を記憶せずとも偽札だと分かります。
なるほど、いい例えですね。ならば私も例えで返しましょう。
エホバの証人は本物を偽札だと判断していることもあるのではないでしょうか?
要は本物の札を偽札だと言って捨ててはいないですか?
この例えを用いて私が何を言いたいかと言うと。
どの宗教も真理を説いているということです。仏教とキリスト教なら特にです。
要はエホバの証人だけが本物ではなく、他の宗教も本物だということです。
話を戻しましょう。確かに宗教には偽物もあります。ですが、安易に偽物だと判断してもいいのでしょうか? 例えば、お札には1万円札もあれば5千円札、2千円札、千円札といろいろあります。価値は違えどどれも本物です。エホバの証人がやっていることは、これは一万円札じゃないから捨てようと言って、五千円札を捨てるようなものです。
どうです。私も考えるでしょう?
前の私ならこんな例え、思いつかなかったですよ。それだけ修行を積んでいるということです。
私は宗教には価値を置いていますが、宗教に入っている人が好きではありません。なぜか? その人達が神や仏様の言うことを実践していないからです。そして逆を言うなら、宗教に入らなくても、神や仏様が言うことを実践出来ます。宗教に入らず、宗教的な人間になることも出来るのです。
今のこの世の中の大半は宗教に入っていて、宗教的でない人間。宗教に入らず、宗教的でない人間で構成されています。そのどちらも私からしたら偽りです。間違っています。
私からして本物は宗教に入ってるかどうかではなくて、宗教的であるかどうかです。要は神や仏様の言ってることを実践してるかどうかなんです。
タイトルを見ましょう。真の宗教とは? ですね。
真の宗教とは、宗派に拘らず、神様や仏様の言うことを実践している人。です!