4章 疑似海水浴
秀一と引きこもり娘たちはお寺の庭にある川で海水浴を始めていた。普段は泳げない川だが秀一の妖力で波打ち際のような泳ぎやすい地形に一時的に改造したのである。
「どうだ、みんな。これなら泳げるだろう!」
「はい!」
「ええ!」
「うん!」
引きこもりの美女たちは全員各々の水着に着替えていた。全員思わず振り返るようなナイスバディである。
「水着姿、みんなにあっているぞ。」
その言葉に気をよくしたイチゴは自慢のXカップのおっぱいをぷるんぷる~んと揺らした。そして秀一の腕をXカップの谷間で挟んだ。
「ちょっと何してるのよ!」
「離れなさいよ!」
美女たちの秀一の取り合いが始まった。
「神主さん!私が作ったおにぎりを食べて!この日の為に作ってきたの!」
ローザが秀一におにぎりを進めた。
「おいしそうじゃないか。頂きまーす!」
「具はおかかとツナとサーモンを詰めた海鮮おにぎりよ~。」
「なかなかおいしいじゃないか。カツオとマグロと鮭が全部入っているとは豪華だな。」
「でっしょ~!もっと食べて!」
ローザは自分の胸のうえにおにぎりを並べた。
「置く場所を考えろ!!!」
秀一はローザを蹴り飛ばした。ローザは顔面から岩に激突しズリ落ちた。
「アキリサもこの日の為にたこ焼きを作ってきたの!たこわさたこ焼きよ!」
アキリサも自分の胸の上にたこ焼きを並べた。
「アキリサ、お前もか!」
秀一はアキリサを蹴り飛ばした。アキリサも顔面から岩に激突しズリ落ちた。
ロザもローサもロサもジェシーもチェリーもイチゴも、秀一に言い寄り、秀一に抱き着いた。
「お前たち、少しは真面目に泳げ~!」
秀一は全員を蹴り飛ばし、全員顔面から岩に激突しズリ落ちた。
ひきこもり美女たちはしぶしぶ泳ぎ始めた。
「泳いでみると結構楽しいわね!」
「そうね!」
「泳ぐのなんて何年ぶりかしら。」
そんな美女たちに猛獣が牙を剥いた!ワニである!
ワニはローザの長い赤髪の毛先に噛みついた!
「きゃあああ!!私の命より大切な赤いロン毛に何するのよ~!!」
ワニは八匹いて、美女たち全員の自慢の長い髪の毛先に噛みついた。
「きゃああああ!!」
「髪がああああ髪がああああ髪があああああ!!!」
髪を噛んだワニは美女たちを振り回した。
「やめて、痛いわあああ~!!!」
「助けてえええええ!!!」
そこで秀一が電撃でワニたちを痺れさせた!
「「「「「「「「きゃあああああああああああ!!痺れるぅうう!!!」」」」」」」」
美女たちはワニもろとも電撃で痺れた。
「今だ!髪を振り回せ!」
美女たちは歌舞伎の髪洗いのように自慢の長い髪の毛を振り回した。ワニたちは必死に被りついていたが、何度も振り回されて目が回った。そして美女たちはワニを振り払った。
「なんでこんなところにワニが居るのよ!」
「誰かが捨てたんだな。ここでは泳がない方が良さそうだ。」
仕方がないので秀一たちはお寺へ帰っていった。