5話
ちょっと黄色い電気ネズミが出てくるゲームやってました。
あれ?おかしいですね。気づいたらもう月曜日。
てなわけでどうぞ。
皆さんは【戦艦】と聞いて何を思い浮かべるだろうか。
最後は集中攻撃を受け、日本近海に沈んでいる大和?
レイテ沖海戦のなか、魚雷や空爆を総数20近く攻撃されてようやく沈んだ大和型の二番艦の武蔵?
日本で初めて作られた戦艦の扶桑型?
等と【戦艦】と聞いて大体は旧大日本帝国海軍の物が出てくるのが多いかもしれない。
しかし、もの好きな人は、【戦艦】と聞いてこう言うかもしれない。
アイオワ級と。
アイオワ級
第二次世界大戦で日本に対抗して作られた超弩級戦艦、速力は最大で33ノット、戦艦では早かったんだと思う。正直私は潜水艦しか調べてないからなんとも言えないが、あのゲームの中では高速戦艦の金剛を抜く早さだったはずだ。しかも超弩級なだけあって火力も大和型に継ぐものだった。
なぜこうもアイオワ級の話をしているのかというと
「のぅ、シイナ。あれはたしか、戦艦だったか。あれも日ノ本の国で作られるものなのか?」
いや、あの形はアイオワ級戦艦の3番艦ミズーリだ。
「いえ、あれはアメリカで作られた戦艦。日ノ本の国と、戦争をしていた国の船です。」
「なに?ならばあめりかという国の物なら敵ではないのか。」
たしかにそれもありえる。けど、アイオワ級のネームシップである、【アイオワ】ではなく、【ミズーリ】ということにマニアの愛を感じる。
「やはり、中の九十九神に聞くしかありません。日ノ本の国も戦争に負けた時、戦争の放棄の約束をし、世界に平和を訴える国になりました。で、戦争を放棄する代わりに戦争をしたアメリカと同盟を組みアメリカに守ってもらう。みたいなことをやってもらってましたから。敵とも限らないんです。」
「やはり乗り込むか?」
たまに思うのだが、やっぱりこの人馬鹿じゃないのかな。
「この前説明したでしょう。船には通信機というモノがあるんですから。そんな危険なことしないでください。」
「おぅ!そう言えばそうじゃったのぅ!。して、シイナ、あのみずーりとやらの九十九神と話がしたい、外に出るよう言ってくれんか」
「了解、ミズーリの九十九神と話をしてみましょう。では、私は艦内に戻りますので」
「うむ、頼んだぞ。」
「とりあえず。」
ここは無難に通信で良いだろうか。
「こちら潜水艦伊417,貴殿の所属、鑑名を言ってください。」
これで対応してくれるのだろうか
「了解デーす。meは戦艦のミズーリデーす。所属はわかりませーん。」
まぁ、なんか日本語しゃべれるのに頑張ってキャラ作りしてるみたいな。
「了解、では木の小舟があるところに来てください。話をしましょう」
「了解デーす。」
これでまずは一段落か。
「わしは織田信長。みずーり、よろしく頼む」
「Nice to meet youデーす。」
「む?な、ないすとぅ」
「外国語でよろしくってことですよ。あ、私は伊417。シイナって呼んでください」
「Nice to meet youデーす。シイナ〜」
「で、本題なのだが、おぬし、わしの軍にこないか?」
やはりここは仲間にした方が私も仲間ができて気が楽ですしね
「いいデーす。ヨロシクおねがいシマース。」
「あと、質問ですが、あなたはあのゲームをやってましたか?」
「んー。たしかにあのゲームをヤッテマシタガ。ということはシイナもデスカー?」
「はい、私のプレイヤーネームはーーーーー、あれ?」
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「ンー?聞き取れなかったデーす。」
「まぁ、潜水艦ランキング1位の人と思ってください」
「oh、マサカノあの人とはネぇ、meは戦艦ranking1位の人デーす。」
「てことは、あなた」
「ンンwww火力重視以外アリエナイネーwwww」
「しかし、シイナによるとお主より火力が高い大和型とやらがあるんではないのか?」
そこは勉強してるんですね。
「ダッテmeはアイオワ級loveデスカラネー。特にミズーリが、でへへへ」
「一人でトリップするのはやめてください」
と言って頭を叩く。・・・・結構痛そう。
「oh...シイナは怒らせない方がいいデース。」
「それは同感じゃ、なんか怒らせてはいけない人の雰囲気がある。」
「え?なんかいいました?」
「ナ、ナンデモナイネー。」
「う、うむ、なんでもないぞ?」
「ア、そうそう。向こうで仲間にナッタ軍艦に伝言があるデース。」
「ん?ということは私にですか?」
「Yes!エー、【仲間になった他にも軍艦はいるから、他の武将やらが仲間にしてるかもしれないからそんときゃ頑張ってね、あ、あと船自体が轟沈しても、九十九神はいなくならないから、ただ激痛が走るけどね。教えてあげるけど君の仲間以外にも、6人ぐらいその時代にいるから注意しといてね、あ、いい忘れてたけど、仲間の艦が轟沈しても、もう一人が物質製造機で作り直すことは可能だからね?んじゃ頑張って】テ言ってたネー。」
「なんと!」
「!?」
何と言うことだ。まさか私たち以外にもまだ6人いるなんて。大丈夫かな。
ミズーリちゃんは、珍しくTSしてない転生者です。
容姿は金髪ということ以外は特に指定はないので皆さんにお任せします。
あとミズーリちゃんの喋り方、有名な擬人化ゲームの紅茶大好きさんを予想してくれたらいいかと。
では、見ていただきありがとうございました