4話
軍艦、戦闘機、戦車、ロマンがありますよね。おそらく男の子はみんな小さい頃「ブシュー」とか言っておもちゃを手に持ってやってたのではないでしょうか。
今回の前書きは、神々が作った【あのゲーム】の艦種によるステータスみたいなものを簡単に表そうかと。ちなみに、全てオーバーテクノロジーなので最大速力やらは、なんもう、すごいです。
駆逐艦
初心者が最初に始める際、チュートリアルで建造される船。特徴としては速力がどの艦種よりも速くなり、魚雷等でヒットアンドアウェイみたいなことができる。欠点としては装甲が他の物より薄く駆逐艦のまま終盤に行くのは上級者向け
軽巡洋艦
駆逐艦からの派生で、駆逐艦よりも速力が少し劣るものの装備と装甲をあげた艦種。少し特殊な例を上げると、北上等の重雷装巡洋艦と呼ばれるものだがそれも軽巡洋艦に部類される。
重巡洋艦
軽巡洋艦からの派生、軽巡洋艦よりも装備の火力、耐久性等を重視したので火力、耐久性などが上がってはいるが、速力がやはり下がる。しかし、戦艦級の練習みたいな感じで中盤では結構活躍する。
戦艦
重巡洋艦からの派生、圧倒的火力と耐久性、そして艦載機などで敵を攻撃する。しかし速力が他の物より凄く遅くなるので基本的に的になりやすい。しかし、よく火力重視意外ありえませんぞwwwという信者などが使ってる。
空母
重巡洋艦からの派生、艦載機等を離発着でき、速力も重巡洋艦より少し遅いが装備しだいで速力を上げれる。今までの艦種の中で唯一F15等のジェットエンジンを積んだ艦載機も装備できるが、装甲空母以外は中破で発着出来なくなる。
護衛艦
駆逐艦からの派生、圧倒的な捜索範囲を持つ、対空や対雷装備が整っているが、対艦装備はあまり期待できない。目的としては艦載機が使えないスコールや大雨の日、夜戦などの日に偵察としてよく使われたりする。艦種は唯一旧日本海軍の艦艇ではなく、海上自衛隊の護衛艦である。あくまで護衛艦なので装甲は薄い。しかし、ユーザーの中には護衛艦で無双する人もいる。
潜水艦
軽巡洋艦からの派生、隠密性、航海距離に勝るものなし、と言われる艦種、しかし一度見つかればほぼ詰んだ状態。逆を言えば見つかりさえしなければ、無双状態。相手を読む力、状況を読む力が求められる艦種。ちなみにそうりゅう型などは課金要素なので使ってる人は少ない。
長々とすいませんでは、どうぞ。
私が信長の元へ行き、様々なことがありました。
と言っても戦のことではありません。主に家臣に説明と言ったところです。家臣と言っても家督はまだ信長の父。名前は、・・・また艦内で質問しましょうか。
とりあえず家督はまだ譲り受けてないそうです。けど、この時期で私達未来から来た人から見ると気になるのが、あの猿こと木之下藤吉郎、後の豊臣秀吉である。
でも、実際話してみると話しやすい人で、信長のことを本当に信頼してた。いや、あれは尊敬してた?
まぁ、フレンドリーな人だった。
で、今は家臣、規模的には家来?達が川で遊んでいます。あれは魚でも取ってるのでしょうか。
「あ、シイナさん。こんなところにいたのですね。」
「ん?あ、お市さん。まぁ、信長が魚?でも取ってる光景を見ながらのんびりとしてたとこです。」
今私に話しかけてきたのが信長の妹、後に魔王の妹と呼ばれるお市の方だ。実のところ私が前世のことを話したこの時代第一号である。
まぁ、話したあとに少しボロが出てしまって「そんなんじゃ、この時代の女子として怪しまれます。という訳で・・・」とみっちりと女の子のことについて教えられました。・・・女の子って大変ですね。
「おーい、市!シイナ!みよ!魚がこんなにも取れたぞ!」
そう言った信長さんが家来たちと魚を持って走ってきます。この光景だけ見ると普通の青年ですがね。
後に魔王と恐れられるとは到底思えません。
あと、信長達には艦種のことは教えました。まぁざっくりとですが速力に優れた駆逐艦。駆逐艦より遅いが装備耐久力が増えた軽巡洋艦等と簡単にですが。
「若ー!、若ー!」
「なんじゃ猿、どうしよった。」
「それが・・・沖にまたもや未確認の船が現れました!」
「そうか。シイナわしと来てくれ、おそらくまたシイナのような船であろう。そなたの知識が必要じゃ」
「承知、じゃあお市さん、行ってきますね。」
「えぇ、シイナさん。気をつけて。」
さて、新たな艦は、味方か敵か。はたまた新たな転生者か。
転生者なら私以外の艦種のトップクラスの人達が来るはずだ。
「どうしたシイナ、考え事か?」
馬を操りながら聞いてくる信長、私はその後ろに乗っているような形である。
「いえ、新たな船が敵か味方か考えてただけです。」
「そうか、わし的には見方の方が心強いがの」
「それは私も同じですよ信長。」
そんな会話をしながら私達は海岸へ続く道を馬で駆けていった。
ちなみにシイナが信長と呼び捨てなのは、あくまで九十九神なのでそう呼べと言われたからです。
じゃないと、宗教が信じられてる中で神様に敬語を使わしてるみたいになって家臣に反感を買いそうだなって思ってやりました。
では、お読み頂きありがとうございました。