水の精霊を探しての巻
最近ポイントが入れてもらえず凹んでおります。
下手なのはわかっています。
どうか私に力を、ご慈悲を。
物語は滝の洞窟近くの集落から始まります。
滝の洞窟へ入る前に、俺達は召喚師の集落へ向かった。
リバイアサンを教えてくれた老人なら、何か知ってるかもと思ったからだ。
それにここは、キャンディの故郷でもある。
アシュリーの活躍に憧れ、幼くして集落を飛び出したキャンディ。
久々の故郷に大はしゃぎだ。
あまり踏み入れたことのない集落をキャンディは案内してくれた。
そして……
「おじぃ、ただいま」
「おお、キャンディ。それにいつぞやの勇者様達……。話は聞いております。孫が世話になってますじゃ」
「孫? 孫ってキャンディのことか?」
「そうですじゃ」
〈じいさんの孫だったのか。どうりで召喚が長けているはずだ。俺は変に納得した〉
「それはそうと、じいさん、水の精霊の居場所を知らないか?」
俺達は旅の経緯をキャンディのじいさんに話した。
「なるほど。知らないでもないが、あそこは危険じゃ」
「それでも、俺達は行かなきゃならないんだ」
俺は声を大にして言った。
「……。わかった。教えよう。かつてリバイアサンがいた滝壺はわかるな? 簡単に言うと、滝壺の中じゃ」
「滝壺の中って、まさか水の中ってことか?」
「いかにも。そこに水の精霊はおる」
「どうやって水の中に……」
「方法はある。この集落で古より栽培されている『空気の果実』があれば、水中でも息が出来る。但し、効果は三十分。効果が切れる前に戻らんと……」
「方法があるなら、やるだけさ」
俺に迷いはなかった。
それが例え危険だとしても。
「そなたらの気持ちはわかった。ついてまいれ」
そう言うと老人は集落の外れにある、畑に案内した。
「これが、空気の果実じゃ。持って行け」
老人は人数分、空気の果実を渡してくれた。
鮮やかなピンク色の果実。
味の想像はつかない。
「生きて帰るのじゃぞ」
「当たり前だ。死ぬつもりはない」
俺は恐怖を打ち破るため、あえて強気の台詞を吐いた。
さて、滝の洞窟と言えば、おっぱい事件があった洞窟だ。
今回も何かあるのかと少し期待していると、リンが切り出す。
「ちょっと待って。着替えてくるから」
俺の期待は裏切られた。
前回を踏まえ、対策を打ってくるつもりらしい。
溜め息をつく俺の前に、着替えたリン、レイそれとキャンディの姿があった。
リンとレイは際どいビキニ姿。
キャンディは何故かスクール水着。
これは、これでおいしい、俺は思った。
「どうせ濡れるし、水中なら水着でしょ?」
満足げにはみ出しそうな胸を揺らしながらリンは言った。
「そ、そうだな」
最もな意見だと思いつつ、心の中ではガッツポーズを繰り返していた。
「よし、準備も整ったし滝の洞窟へ向かうぞ」
精霊は本当にいるのだろうか?
そして、時間内に戻ってこれるのか?
ポロリはあるのか?
いやいや、命が大事だ。
そんなこと思いながら、滝の洞窟へと足を踏み入れた。
相変わらずひんやりとした空気、それに無数に広がる水しぶき。
以前来た時と様子は変わらない。
程なくして滝壺が顔を出す。
「さあ、皆、空気の果実を食べるんだ」
口いっぱいに広がる程好い甘さ。
マンゴーに似たような味だ。
「皆食べたな?、 滝壺に飛び込むぞ」
意を決し、俺達は滝壺に飛び込んだ。
空気の果実を食べいざ、滝壺の中へ。
タイムリミットは三十分。
果たして精霊に会い、生きて帰れるのだろうか?




