おっぱいがいっぱいの巻
リバイアサンを前に事件ですよ。
洞窟の内部は思ったよりも広く、奥行きがある。
川や小さな滝もあり、たえず水しぶきをあげている。
「涼しくて、いいな~」
蒸れた防具内の温度が下がり、俺は快適さを感じていた。
「きゃ~」
俺の後ろにいたリンの叫び声。
「どうした? 敵か?」
俺は振り返った。
「いや~ん」
「こ、これは?」
水しぶきを浴びた、リンとレイ、それにアシュリーの服が透けているではないか。
三人は急いで隠すも、リンの巨乳はくっきりと姿を現し、レイもピンクの乳首が丸見え。
アシュリーに至っては、もう裸にしか見えない。
「ちょっと恥ずかしいよ~」
「見ないで下さい……」
「だ、ダメよ」
見ないでと言われても、目に入るものは仕方がない。
「えがった、えがった」
一瞬にして血液が一点に集中する。
この旅一番の豊作だ。
「隼人のエッチ……」
〈シュゴシュゴ〉
アシュリーが艶かしい目で俺を見る。
「そんな目で、シュゴシュゴしないでくれ。我慢出来なくなる……あぁ、シコシコしたい」
「お兄ちゃん、シコシコって何?」
リンが真顔で言う。
「それは~その……」
「リンは知らなくていいの!」
アシュリーの助け船のお陰で、その場は乗りきった。
別なことを考えて静めようとしたが、一向に静まる気配はない。
この状況下では無理な話。
俺は何とか自分を制御し、奥へと進んだ。
洞窟の奥へ辿り着くと、大きな滝壺が現れた。
やがて、滝壺は渦を巻きリバイアサンが姿を現す。
「我の眠りを妨げる者よ。汝らの力を我に示せ」
「結局、戦わないといけないのかよ。行くぞ! 皆!」
戦闘に入ると再び、おっぱいやら、乳首やらが露になる。
「くっ、集中できね~」
レイはピンクの乳首をさらけ出しながら、鋭いパンチやキックを繰り出す。
リンもおっぱいをプリンプリンさせながら、魔法を唱える。
アシュリーに至っては、開き直ったのか、滑りやすい足場で安定させる為、四つん這いになり、見えちゃいけない部分も見えていた。
「どうした? 汝らの力はその程度か? ならばとどめだ」
リバイアサンは巨大な津波を放った。
瀕死のダメージを受けて、初めて俺は目が覚めた。
「リン! サンダーの魔法剣だ」
水には雷。
俺は自らもサンダー〈稲妻呪文〉を唱え、サンダー剣を作る。
更にリンのサンダーを重ねて、威力を増幅させた。
「リバイアサン! 食らえ、ダブルサンダー剣!」
「ぐぉぉぉ。汝らの力、我見届けた。いつでも我を呼ぶがいい」
リバイアサンはそう言い放つと、滝壺にうねりを上げ消えていった。
「よっしゃ~やったぜ」
「やりましたね」
レイが俺に近付くが、目線が乳首にいってしまう。
〈あ~駄目だ。もう崩壊……〉
帰り道、皆とはぐれたフリをして、俺はこっそりシコシコしてきた。
「あ、お兄ちゃん何処行ってたのよ~」
「み、道に迷って」
苦しい、実に苦しい言い訳だった。
「何かイカ臭くないですか?」
レイが言う。
「イカでも、いるのかなぁ」
「そ、そうだよ。海に近いし……」
「そうかしら?」
アシュリーにはバレていたらしい。
入り口に戻る頃には、服も乾いていた。
俺は溜め息を一つついた。
リバイアサンを仲間にできた俺達は村に戻った。




