第三話 遭難、からの寝床造り
ここに来てから多分…もう10時間は超えた気がする…。
「川…無い…。」
てか、私なんで川探してんやっけ……。
…………うーん……………
……………………うーん………………。
ズキズキ
いったいな……なんよ……
あ!膝擦りむいとったんやwwww
(どうやらだいぶおつむが弱いようですね、この子は)
思い出したら痛み始めるのはよくあること。
でももうめっちゃ歩いた……疲れた…………。
「うぅ……肉まん食べたい……(´;ω;`)」
うだうだ言っていてももう何も変わらない。
森は薄暗く足元もよく見えん今、わたしにできることは……
「休息!」
周りを見渡して今夜の家を探す。巨木のうろ?っていうんかな、なんとなく収まりの良さそうなところを発見!
入ってみると意外と居心地がいい。
木の温かみって言うんかな……。
………………
……………………
はっ!!!あかん!!このまんまやと寝る!!
何もできていないこの状態で寝るのは、森の動物に食べてくださいとでも言っているようなもの!!!
「カモフラージュ的な布団、作るか。」
実はこのうろを見つけた時から目に入っていたバカでかい葉っぱ。1枚で私の肩くらいまであるのでは無いだろうか。ナイス巨木。
1枚を下に引き、もう1枚は布団にする。それだけでは丸見えなので、布団の上に標準サイズの枯葉を詰めば!!!
即席カモフラ布団完成!!!!
いや〜私って天才かも(ふふふふ)
このまま寝んのもいいけど、さすがに明日のことについて考えんとよな……実際ほぼアテ無く歩いてるわけやし……。もし森の端っこから遠ざかってたらやばいよな……
木の上に登ってみるとか……???……降りれるか……???……無理か……。
あ!狼煙上げてみるとか!?……火、無いやん……。……ストレートアイロン使えるか……?葉っぱをジューってやったら行ける……?やってみるか。森焼けたら……やば……い……けど…………。
スンヤァ……
『この時を振り返るとだいぶ疲れていたのだと思う。慣れない森という環境をゴリゴリの現代っ子がまともに探索できるわけが、無いのだ。』
(寝たようですね。その程度で何が隠せるのか……。まあいいでしょう。夜が明けるまで守りでも掛けときますか…。…………ワタシは……この子に情でも湧いたのでしょうか……。このワタシが……。)
このお話の情景描写はこの子の頭の中が全てなので、周りの状況などほぼ分からないかもしれませんが、今は鬱蒼とした森です!!!地球の生態系とズレているようで周りは6人が手を繋いでも届かないような直径の幹をもった木ばかりです!とりあえず巨木と言うやつですね!富士の樹海くらいをイメージしています!




