~テンの島①~
ー海ー
コトミ「テンの島って言ってたよね?」
ヤマト「実際行ったことは無いらしいけど、あんまりいい島ではなさそうだよ。」
アマゾネス達から聞いた情報を、改めて確認するヤマト達。
レイナ「アタシ達に怖いものなんてないでしょ」
レイナは戦い以来上機嫌になっている。
リュウグウ「油断は禁物だ!」
ガブ「悪いヤツだったら戦えばいいし、いいヤツだったらナカマになってもらえばいいよ」
ヤマト「それもそうだな。」
コトミ「そんな単純なものでもないでしょ!」
リュウグウ「オレもそう思うぞ!」
ヤマト「まぁ着けば分かるだろ。」
そんな会話をしているうちに、テンの島へと近づいていく。
霧が深く島の全体は見えないが特別目立つ建物もなく、広い草原が広がる、それほど大きくはなさそうな島である。
ヤマト「怪しい雰囲気はなさそうだけどな…」
リュウグウ「とにかく上陸してみよう。」
リュウグウは島へとつける。
ーテンの島ー
海岸から上陸するヤマト達。
海岸の砂浜には少し前に掘られたような穴が空いていた。
ガブ「なんの穴だろう…?」
ガブは穴に興味を持ったようでツメを上手く使って穴を広げてみる。
ヤマト「ガブなにしてんだ?」
ガブの広げた穴を全員で覗き込む。
ガブ「タマゴ…?」
一見石にも見えるような長丸のタマゴが穴の中に5~6個ほど出てくる。
ヤマト「なんのタマゴだろ?」
コトミ「砂浜だし、カメとか?」
リュウグウ「海の生き物ならそのまま砂浜に戻してほしいな!」
ガブ「よくわかんないけど、とりあえず元に戻しとくよ。」
ガブは元あった場所にタマゴを戻し、砂をかけておく。
5人はポケレーターの光を元に先へと進んでいく。
草原へと出た5人。
???「おめぇ達何モンだ?」
突然後ろから声を掛けられる。
振り返るとそこには鳥の様なモンスターがいた。カラダは白く大きな黄色のクチバシが特徴的であり、大きさはヤマトの背丈と同じくらいである。脚は長細く、大きなカラダを支えているのが不思議なくらいである。
ヤマト「オレ達は旅の途中で、立ち寄ったんだ!」
???「ソレは本当か?そう言ってこの島の宝を狙ってくる輩がたくさんいるからな!そう簡単には信じられないな!」
ガブ「やっぱり宝があるのか?宝島だ!」
???「やはりこの島の宝が、狙いなんだな!お前達なんかに島の宝を、渡してたまるものか!」
鳥型モンスターはその長い脚を器用に使い、ガブ達を蹴り飛ばそうとしてくる。
コトミ「ちょっと、話くらい聞いてくれてもいいじゃないの!」
???「島の宝を、狙ってくるやつは誰であろうと全員で敵だ!」
ガブは何度も蹴られるが全部ガードしている。
そこへ地中からまた別なモグラ型モンスターが現れた。
鼻がドリルになっている、同様に左右の手に生えているツメもドリルになっている。脚はなくキャタピラが付いている。
グラーモ「トリノコウ!今日こそ宝を頂くぞ!」
モグラはトリと顔見知りの様だが、モグラ自身、宝を狙って来た侵入者のようである、モグラの大きさはリュウグウの様にヒトが乗れるくらい大きい。。
トリノコウ「何度来たところでお前達に宝はやるもんか!」
トリノコウはガブへの攻撃を止めモグラの方へと向かって行った。
ガブ「なんなんだ?あのモグラ…」
ヤマト「アレ見てみろよ!」
ヤマトはモグラの背中を指さす。
ヤマトが指した箇所を見ると、紋章が入っていた。
リュウグウ「あのデカイのもダークバロンに操られてるって訳か…」
ガブ「アイツ倒したら、あの鳥の誤解も解けるかな?」
ヤマト「そうかもな!よしガブ標的変更だ!あのモグラをやっつけろ!」
リュウグウ「ちょっと待て!」
ガブ「なんだよ、リュウグウ?」
リュウグウ「たまにはオレにもやらせてくれないか?」
コトミ「えっ!?」
リュウグウ「オレもナカマだ!サポートばっかりじゃやりがいもない、どうだ?オレにやらせてくれないか?」
ヤマト「まぁいいけど…コトミやれるのか?」
コトミ「しかたないね、やるだけの事はやってみましょう!ただしリュウグウ、アナタがやられたら回復役はいないんだから気をつけるのよ!」




