~海竜の神殿①~
ー海竜の神殿ー
海竜のの子どもにしがみつき深海まで到達すると、歴史のありそうな建物が建っていた。
海竜の子ども「ココが神殿です。」
ヤマト「歴史がありそうだけどあちこち壊れてる…」
海竜の子ども「それも海人族が暴れた際に…」
ベアード「隠れろ!」
ベアードの声を聞き神殿の柱の陰に隠れる6人。
海竜を海人が追いかけている。
ベアード「海竜族は海でどの種族よりも強い種族のハズ…海人の1匹や2匹なんてことはないハズだが…」
海竜の子ども「それが…襲ってきた海人の1人、1人がスピードもチカラも海竜を上回っているんです。」
レイナ「急激に強くなったってこと?」
海竜の子どもは無言で頷く。
ヤマト「もしかしてこれもダークバロンの…?」
ベアード「おそらくは…な」
コトミ「ダークバロン…なにを考えてるのかな?」
ヤマト「とにかく海竜を助けて、話を聞いてみよう!」
ベアード「水中で動きが制限される上、相手は海竜よりも強い、そう簡単には行かんぞ!」
コトミ「ヤマトはガブと行って!私はベアードとレイナとスキを狙うから!」
ヤマト「コトミはこのまま隠れてるんだ!オレ達でやるから!」
コトミ「わたしもチカラになれるよ!ほら!」
コトミはネックレスの様に首から下げたポケレーターを服の中から出す。
ヤマト「ポケレーター!?」
ガブ「なんでコトミが?」
ベアード「信じられん、ポケレーターを持つニンゲンがもう1人いるなんて…」
レイナ「ナカマはいるの?」
コトミ「登録してるナカマはいないけどわたしのポケレーターは特殊なの!友達のナカマに指示を出すこともできるのよ!」
レイナ「そんな機能があるの?」
コトミ「さすがに登録してる方が優先だからヤマトの指示に上乗せして指示出しできる程度だけど!」
ヤマト「わかった!じゃあガブはオレと、ベアード、レイナ、海竜はコトミと行動してくれ!」
ヤマトとガブは柱を飛び出し、海人に追われた海竜の方へと向かう。
ガブファイアーが海人に向けて放たれる。
ヤマト「おいっ!海人、オレたちが相手だ!」
海人は近くで見ると、海の生物が人型になったイメージで人形は下半身が魚だが海人は上半身が海の生物のイメージである。よって足がある。
ガブファイアーは海人にヒットする。
海人 マーマン「なぜ?陸上のモノ達がココに?いや、そんなことはどうでもいい、オマエ達も海竜同様滅してやる。」
目の前にいる海人は上半身が魚の様だが手は2本あり全身が鱗に覆われている。
ガブ「ガブファイアー!」
ガブファイアーが放たれるがマーマンは水流を起こしガブファイアーを反らす。
ヤマト「ガブファイアーは効かない!爪で行いけ!」
ガブは爪で攻撃を繰り出すが簡単に避けられてしまう。
マーマン「その程度で助けに入れると思ったか?」
マーマンは水流を操りガブに攻撃してくる。
レイナ「チャーンス!」
マーマンの後ろからクナイの様な武器でマーマンを攻撃する。
マーマン「なに!?他にも仲間がいたのか!」
マーマンは水流を操っている間は移動が出来ない様だ。
レイナ「コレで決まらないの?」
手応えは充分だった様だが鱗が厚くて致命傷にはならなかった。
マーマン「調子に乗るな!」
マーマンはレイナに向けて水流を放つ。
コトミ「今よ!」
ベアード「スキだらけだのぉ!」
ベアードが真上からMAXパワーで爪を振り下ろす。
マーマンは海底に叩きつけられて意識を失った。
追い回されていた海竜「ありがとう、ワタシは海竜王に使えるスイ!」
ヤマト「オレはヤマト!こっちはガブ、ベアード、レイナ、コトミ!」
スイ「存じ上げております。ワタシもスクラップヤード港にいましたので。」
ベアード「急に海人族が襲ってきたと聞いたが一体なにがあったんじゃ」
スイ「それがですね…ワタシ達がスクラップヤードから戻ったある日の事…急に今まで友好関係を築いていた海人族が徒党を組んでこの神殿へ乗り込んできたのです。当然ワタシ達も応戦しましたが海人族のチカラがより強力なものとなっていて瞬く間に兵士は全滅、王は連れ去られ残った海竜族も避難を余儀なくされたのです。」
ベアード「それで海人族からの要求は?」
スイ「海竜王の退位と海人族への譲位です。」
コトミ「タイイ?ジョウイ?」
レイナ「海竜王が王を辞めて海人族へと王の座を譲り渡せって事よ。」
ヤマト「なんでわざわざ?そんなことをしなくても海人族が王を名乗れば済むことじゃないのか?」
ベアード「海人族が王を名乗ったところで海の民はついてこんよ…だからわざわざ現在の王に宣言させる事で海の民すべてに認めさせるってことよ」
ガブ「難しい事はよくわかんないけど、要するに海人族をやっつけて海竜王を助ければいいって事だろ?」
ベアード「簡単に言えばそういう事じゃな…じゃがさっきの戦いでも分かるように雑兵でもワシら3人がかりじゃ…策もなく行けば返り討ちじゃな」
コトミ「作戦なら、ない事もないけど…」
ベアード「なんと!それはどんな策なんじゃ?」
コトミ「それはね…」




