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流れ星が願い事をしてきた。  作者: スルメ串 クロベ〜
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5

前回のあらすじ

入学二日目で、指導室送り

「…そろそろ機嫌直してほしいのじゃ。」

「…もぐもぐ。」

「本当に悪かったのじゃ!だから!わしにもそのはんばーぐ食べさせてほしいのじゃ~!」


その言葉を無視して、僕はハンバーグを完食した。

それを見て何か喚いていたけれど、全部無視。もやしをあげただけでも感謝してほしい。ちゃんと味付けもしてあるから、おいしいと思うし。

というかさぁ…


「君いつまで家にいるつもり?」

「…お主が星の欠片を集め終わるまで、ずっとじゃが…」

「じゃあその間の食事は僕が作らないといけないわけ?」

「そうじゃの。」

「…はぁ、あのさぁー僕学生なの。社会人じゃないから、少しでも節約したいんだよ。なのに君の分の食事を作らなくちゃいけないの?本気で?」

「そうじゃ!よろしく頼む!」

「返事だけはいいね!?」


ため息をつきながら洗い物を進める。

昨日から何度か会話して分かったけど、こいつ割と話が通じないやつだな?

できればさっさと出て行ってほしい。…こいつといると、ろくな目に合わなそうだ。


「そう邪見にするでない。わしをここに置いてくれれば、お主にもメリットがあるのじゃ。」

「…ちなみにどんな?」

「美少女と一緒じゃ!どうじゃ嬉しいじゃろ?」

「僕お風呂入ってくるから。」

「無視?!なぜじゃー!うれしいじゃろー!」


突然湧いて出た謎の幼女と一緒とか、嬉しいわけないだろ…

これ以上の口論が面倒なので、口には出さずお風呂へ。

お風呂はいいぞぉ。誰にも邪魔されず、一人で、豊かで…


「おーい小僧!冷蔵庫のアイス食べてよいのかー!」

「…はぁ…勘弁してよぉ…」


まだ入って5分しかたってないのに邪魔された。

自分の家なのに、心休まる場所なんてなかったよ…


「お主の分も出しておくのじゃ!早くあがってこーい。」


…まあ、悪いやつじゃない。それに話し相手がいた方が退屈しないだろう。

やれやれといった感じで、急いで体を洗ってお風呂から出ることにした。





「それで君はまた、僕のベッドで寝るのね。」

「当然じゃ。」


威張り腐って自分の場所だと主張せんばかりに、ベッドを叩いている。

埃舞うからやめてクレメンス。


「なにが当然なのか分からないけど、明日は僕が使うから。」

「えぇー…」

「朝食無しにするよ?」

「わ、わかったのじゃ。仕方ないのぉ…」


短い会話を交わし、明かりを消す。

僕は今日も予備の布団で寝ることに。…次の休みには、この布団干そう。

…はぁ、明日どうなるかなぁ。今日の惨事を思い出し、明日のことを考えると…憂鬱だ。


「…悪かったのじゃ。今日、いきなりおぬしの学校に行って。」

「…その事はもういいよ。でも、同じことはしないでね?」

「うむ、わかったのじゃ。それとな、わしをここに置いておくメリットの話じゃが…」

「僕にとってはメリットじゃないね。…友達はうらやましがりそうだな…」

「…もうひとつメリットがあるのじゃ。じゃが…」

「ふぁわ…別のメリットって?」


眠気を押し殺しながら、彼女の話を聞く。

…でも、待ってても一向に返事がない。


「…ねえ?聞いてる?」

「ぐすかー!すぴー…すぴー…」

「…寝てるやん。」


気持ちよさそうに寝る姿を見て、僕も寝ることにした。

…明日本当に大丈夫かなぁ…



みんなに知っておいてほしいことがある。

それは、


元々ボッチの奴が何かしても、言ってくる奴なんていないってことだ!

いや~昨日の心配が嘘のように、何もなかったよ。…ちょっと悔しい。

だってこういう時って、誰かが話しかけてきて…


『おもしれー男。俺と友達になろうぜ。yourmyfriend…』


って流れだと思っていたのに!今日も今日とて、ボッチだよ畜生!

まあ、何事もなくてよかったと思っておこう。


そうやって一安心していると、隣の席の望月さんが席に座る。

それと同時に、僕の腕輪が光りだす。…本当に誰も気づいていない。

話には聞いていたけど、実際に起こると不思議な感じだ。


で、これが光っているってことは、今朝言われた通り望月さんが欠片を持ってるってことか。

それで、彼女の願いを叶えると、欠片が回収できるんだっけ。

どうにかして、望月さんから願いを聞き出さないといけない。…挨拶すらしたことない相手から聞き出すのって、ハードル高すぎじゃない?


…とりあえず今日一日様子を見てみよう。何かわかるかもしれないし。

これは決して、問題を先送りにしてるわけじゃない。…だって、話しかけられないんだもん…くすん…

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