表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あんこはあんこ  作者: ぐいこす
5/19

来客

「ピンポーン」

「はーい」

ママがドアを開ける。

「私AIテックカンパニーの山田と申します。この前動物病院でアンケートに答えて頂きましてありがとうございました。つきましては是非弊社の商品をあんこくんに使って頂きたいのですがいかがでしょうか。」

少し小太りの人の良さそうなセールスマンが玄関先で概要を説明した。

「もう少し詳しい説明をお願いできますか。」

ママが山田をリビングに通してお茶を出す。


知らないヤツが来たぞ。危険だ。あんこはリビングから出て様子を伺っている。


「弊社で開発中の翻訳機なのですが、この首輪をつけて頂くだけでネコちゃんやワンちゃんの脈拍や鼓動、動作などからAIが気持ちを判断して日本語に変換して喋ります。多少のバグがあって少し言葉使いがおかしくなることはありますが、ほぼ完成しておりますので翻訳機能に問題はないと思います。」

「あらおもしろそうね、試してみようかしら」

ママはとても乗り気だ。

「では1か月モニターに参加して頂いてアンケートに回答をお願いします。」


あんこは今日から喋るネコとして生活を送ることになる。


山田が帰って行ったのであんこは危険がないかを確認し恐る恐るリビングに入ってきた。そしてリビングで再度くつろぎ始めた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ