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今回は、かなりキツい描写があります。
あとがきも、かなり批判的な事書いてます。
なんでも許せる方向けです。
「嫌そうだね」
「嫌っていう訳じゃない。あんたの小説を上げたらきっと今より閲覧者は増えると思う。けども.......。批判的な意見や誹謗中傷も来なくは無いと思う」
彼女の言うことも一理ある。人目に触れられれば触られる程、強烈かつ過激な感想を投げられる事もか考えうる。『面白くない』『深みがない』『時間を無駄にした』『最悪』。そんな言葉が頭を過ぎった。それでも.......私は書き続けることが出来るのだろうか.......。
一瞬考えてた。誹謗中傷を受けても、私は上手い返しが出来るのかと。ずっとその一言が気になって、絶筆してしまうのでは無いかと。でも.......。
「拡散するよ.......。そこまで有名にならない気がするから」
「そ」
「有名な人が地に落ちる瞬間っていうのが、やっぱり燃えるんだと思う。でも.......私はきっと有名になれないから」
何時の炎上騒動だってそうだ。底辺の名前の知らない人間が不本意な発言をしたところで、三日三晩荒ぶってその後は鎮火される。しかし大して興味のない人にまで名前を知られている人程、燃え上がりは大きくなる。
元々作家になるつもりなんか無い。メジャージャンルを書いてない時点でお察しだ。でもサイト内の報告書だけだと、気付かれずに流されてしまう。
だから.......。私はこのボタンを押す.......。マイナーでも良い。それでも私の小説が好きだと思ってくれる人に届くように。
「拡散したよ」
「あぁ。覚悟持って書きな」
詠利は僅かに口角を上げて、したり顔をした。
上のご批判、全部見たままに書きました。
勿論、読者様のご感想の一つなので、そう思われたら重く受け止めたいと思います。
炎上って、皮肉にも人気のある証拠なんですよ。
名前の知らない人が燃えることって、そんなに見聞きしないじゃないですか。
だから今日も私は好き勝手書けます。
ハジケられます。