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と、言うわけで小休止として動画を漁ることにした。クリエイター達の動画を閲覧する。華やかなロリータファッションを手掛けている制作過程を眺めた。なかなか楽しい。何かを作り上げるのを見るのが好きなのかも知れない。

そうやってぼんやりとクラシカルで華やかな衣装が出来上がった後、字幕にこんな文字が流れてきた。


――自分が思う最高のものを作って身に纏うって、この上ない幸せだと思うんです。私の言葉を受け入れられない人もいらっしゃると思います。でも他の人が何と言おうが、今作った作品が大好きです。纏う事が大好きです。例え引かれても、これを譲ったら私じゃありません。


しばらく呆然としていた。芯が強い。圧倒的なまでの自分の軸。芸術家なのだと思った。

高校時代、詠利が私に美術の教科書を見せたのを思い出す。正直、何を書いているか分からなかった。ただ色を重ねただけの絵。恐らく万人がそう思うだろう。理解不能だと。しかし、相手から何を言われようとも、子供でも出来ると叫ばれても、彼は自分を貫いたのだろう。だから名が知られた。ほんの僅かな理解者が彼の意図を汲んだのだ。

私もそうでありたい。そんな作品を届けたい。

ロリータネタ、動画サイト見て書きたくなりました。

周りが全員黒と言っても、自分だけは白と言わないと、もはや自分じゃない。

そんな方々でした。

凄く芯が強くて、格好いいと思います。

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