表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/34

論文考察

教室に着いた。床に固定された長机と椅子。地震が起きた時でも飛ぶことは無いが、如何せん着席までが面倒。椅子の後ろを通ることも難しい。中の人が出るには、再端の人が一度出なくてはならない。そんな凝り固まった狭い教室の中で、ルーズリーフを広げて考え込んでいた。

垂れ幕からスライドが移り変わり、先生が解説をしている。しかし授業内容は右から左へと流れていく。ぶっちゃけ、何を言っているかもよく分からん。すると。

「今回は好きなテーマで論文を書いてもらいます」

「好きなテーマって事はなんでも良いんですか?」

「じゃないと書けないので」

ノリのいい先生だ。私は一度瞬きをして、ルーズリーフの端に小さく文字を書いた。『ライトノベルの研究』っと。私の趣味とも噛み合うし、悪くない気がする。

授業後、先生から言質をとるために、声を掛けた。見掛け四十代中盤、毎日パソコンを弄っているせいか、眼鏡をかけている。私が近付いていることに気が付いた彼は、コンセントを引き抜くと、首だけを此方に向けた。

「何か質問が?」

「なんでもって事は、ライトノベルの研究でも?」

「良いですよ」

眼鏡の奥の双眸がキラリと光った。どうやら興味を持ってくれたらしい。

彼は言わずと知れた現文の先生である。日々文字を研究し、一文を深く考察して、論文を書く。そんな彼だがライトノベルは文学から離れる、という認識は持って居ないようだ。

今、異世界転生とか転移ものって流行り分野じゃないですか。あとハーレムとか。


やっぱりそう言ったものって、突然流行りだした訳じゃないんだなって事を、これで知りました。

(きちんと理由付けもありました)


余談ですが。

読者様に対し、何時でもフェアでありたい作者です。

最近の私は、貴方様、読者様にとってフェアで投稿出来ておりますでしょうか?


例えばあらすじ、タグ付け。

特に投稿した短編における起承転結。注意書き。

嘘書いてるな。と思われたら申し訳ありません。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ