2
「万人に愛される作品はきっと商業化してると思うし、だけどそういう穴埋めとして作品を届けてい行きたい。..............まだ全然納得いってないけど.......」
いいんだ。多くの人に愛される作品はバンバン書籍化して、有名になればいい。でも私のような無名な者は、掘り出したコアなファンが見てくれればいい。ファンの数に差がありさえすえ、愛してくれる思いまで数字で見たくない。ただ読んで、良いと思ってくれればいい。
私は机に頬杖をつき、すっと瞼を閉じる。まだ公表していない。荒削りだ。でも誰かの目に止まって記憶の片隅に残れば幸せだ。
「数千億人の中で一人でも、『最高』って言ってくれたらきっと作者は幸せなんだよ」
「うちら読者側は作者を喜ばせようと言うよりも、いいと思ったから評価しただけなんだけどな」
気持ちは分かる。良い本を読んで、良い曲を聞いた時のように、自然と感想がポロリと出てしまう。あの感じ。そこに誰かを喜ばせたいという気持ちはぶっちゃけない。ただ純粋に良いから褒めているだけ。だけど創作者としては。
「それが泣くほど嬉しいんだな」
さて、では自分が、読者が、発展途上なりに、最高に満足の行くものを構想しよう。
評価は何時だってそうで良いと思うのです。
良いと思ったら入れる。興味が無かったらスルーで。
また最近神祓い書き始めました。
プロットが出来てないので、やや焦り気味です。




