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空想ダイブ

今回からは、本当にセンシティブな内容を多分に含みます。

ご不快に思われる描写も多々あります。


それでも、を思って書きました。

書くのって大変ですけど、本当に楽しいです。

リビングのドアが開け放たれる。十畳一間。家具を押し込めば随分とこじんまりとした部屋だ。その足の短いテーブルの上には多くの書類が散らばっていた。

「邪魔すっぞ」

「あぁ、来たんだ」

腰まである長いロングヘア。茶褐色で纏められたファッションに身を包み、無遠慮に部屋の中心まで歩いてくる。彼女はあたしの前に座ると、ばら撒かれた書類を一瞥した。目には軽蔑の色が浮かんでいる。

「そんなんじゃ思考も纏まらないだろ」

「ご名答。だから君を呼んだ」

そう言って、手短にあった紙切れを手元まで引き寄せる。真面目な文書が書かれているが、時効が過ぎて、裏紙にしても差し支えのないもの。故に遠慮なく落書きする。

あたしは彼女と顔を合わせると、とん、薄紙にペンを当てた。

「好きな物ってなんだっけ? 気性は荒い方だとして.......。んでもって、あたしが抱き着くと全力で嫌がるタイプで」

「失礼って言葉、お前の辞書に無いのか?」

私が言った『気性の荒い』という言葉に気を悪くしたらしい。目が怖い。それでも屈する事無く笑顔を浮かべた。質問の答えを聞いてない。

「趣味は調律」

「オッケ」

「ねぇ」

微睡みから冷水をぶっ掛けられたように目が覚める。思わず視線を左右にうごかした。此処は大学の食堂。長机に収まるように、背もたれ付きの椅子がずらりと並んでいる。

私の脳内で行われている事です。

いつもこうやって書いてます。

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